空「3はまだかしら」
空「シャーロックホームズ3は?」
あ「また言ってるんですか……おばあちゃん、3はもう絶望的でしょ。というかまた見たんですか?」
空「新しい作品を見る体力は残ってない。集中せず頭空っぽにしてみたい。面白いことが約束されている作品を見たい。普段はハズレも許容するけど心の余裕が今はない。そうなるとスパイダーマンかバイオハザードかホームズを吹き替えで見るくらいしか望みはないの」
あ「文化も楽しめないようじゃ、失格ですよ」
空「なにに」
あ「人として?」
空「もとより参加資格がないもの。社畜に人の心は残ってないわ」
あ「こうはなりたくないですね」
空「ホームズとワトソンの信頼し切った男の友情がたまらないのよね」
あ「ロバート・ダウニー・Jrとジュードロウですね。たまに摂取したくなるタイプのバディ」
空「あとヒロインちゃんの『弱みはあなたなのよ!』っていう無言の圧力」
あ「魅せ方がつよつよ過ぎますよね」
空「個人的に私のなかのホームズ像はロバート・ダウニー・Jrの汚い感じで固まってしまった」
あ「まあ、破綻者ってのは割と原作もそうだったのでは? 実は読んだことないのですが」
空「私も犬だった頃のホームズしか知らない」
あ「世界名作劇場!」
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