2022/08/30

学校が始まって数日。

既に辛い。

これが普通だったとしみじみ感じてる。

それから今日、いつの間にか

星李が家に戻ってきてた!

相変わらずにこにこしていて

話を聞こうと思ったら

全部はぐらかされちゃった。

ちゃんと話してって言うと

忘れたとか言うの。


そして、れいちゃんはいつからか

家からいなくなっていた。

いつからだったんだろう。

本当、いつのまにか。

ひと言くらい言ってくれればよかったのに。


8月がもうすぐ終わる。

星李も明日は学校があるはずなのに

もう行かなくていいんだなんて言う。

行こうって言ってもにこにこしてるだけ。


何かあったのかな。

部活だって勉強だって

あんなに頑張ってたのに。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る