空腹は最高のやる気スイッチ

 満腹まで食べられる今の境遇はとても幸せなのだが、頭や身体の動きが鈍くなって困っている。

 特に贅肉が自由奔放に付き始め、とうとうジーンズのサイズをワンサイズ大きくするまで育ってしまった。


 これはヤバいと静かに焦っている。


 食後は強烈な睡魔に襲われるのだが、どうやら食べ方が悪いかららしい。

 私は早食いでドカ食いをする。


 急激に食べ物を体内に取り込むと、血糖値があがり、それを下げるためインスリンがドバドバ放出され、急激な低血糖状態に陥る。

 そうすると身体の動きが鈍くなる=眠くなるというメカニズムなのだそうだ。


 ということで食べる量も心持ち減らしてみた。


 すると何だか身体が軽くなって行動的になった。お腹いっぱい食べたときよりも、「小説を書こう」とヤル気が出てくる……ような気がする。


 あくまで気持ちの問題なので実行するかは別問題である。


 気を抜けばすぐにお腹がはち切れるぐらい食べてしまうので、なかなか腹八分目をキープし続けるのは難しい。

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