第15話 今日は、送り火の日

 8月16日は、送り火の日。

 ご先祖様方がお帰りになられる日であります。

 この3日少々、真剣に対手と向合ってまいりました。

 しかしながら、この勝敗は、これで決したわけではありません。

 予想通りかもしれんが、これから数十年、続きます。

 先方も、このステージに来たことを認知した。

 あとは、向合っていくのみ。


 私としては、それなりに手ごたえはあります。

 今の仕事を、とにかく継続していくのみです。

 そのことを、ここで再認識させられた次第ね。


 一見して、特に人が見て変わったことをしていたわけではないのですけれど、まあそんなことしたら何事かと引かれますけどね(苦笑)、それはともあれ、真剣に意識を向けておりましたから、存外、精神的な疲れを、身体に感じております。

 かといって、それが心地よいものかと言われれば、そうでもないのですがね。


 とにもかくにも、お盆期間に、対手となる人物の生涯と向き合えたことで、私のこれからの作品群に良い意味で反映できるようにしていかねばと、考えております。

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