第21話 ごめんね

天使でも神様でもいいけど

そんなものは人間界にいちゃいけないね。


そんなものが人間界にいたらね、救われるものも救われない?

いや、困る。

恐怖を感じた君は目つきが変わった

「殺されると困るんだけどよー!!ちょっとは考えろ!

急所しかない、軽く押すけど」

君は軽く押した、さっきの力その体系の女の人の物じゃない

で、君はそのまま来るかと思ったら止めた

で私を投げようとした。

あ、いけない死んじゃうと君は言った。

心筋梗塞になると言った、電話使えないのに死んじゃうと

違う、普通の人死ぬと言いたい。

ちょっと捕まえるけどいいか聞いたらいいって言った。

そんな人いない、それで押さえつけて首を絞めたのね。

君両足で私の義足の足一本壊した。

ない。

ないから、そんな細い足で折れない。

で、シンクに掴まって貰って上へ引っ張った

いい、どんなに力を入れても手が外れない、シンクから手が外れない。

手を離してと言ったら離したけど両足が浮いたら

「あ、危ない」

といって君は私の代わりに身を椅子に投げ捨てようとして椅子に頭を打った。

何をしたって聞くと、だってぶつけたら危ないから

これはもう人間じゃない、私は逃げる。


救急車呼びますか?


いや、いい。

で、心筋梗塞じゃないから私、息が上がってる。

息が上がってるね、これ息が上がっていると言って力入れたからこうなってる

君何ともない、いいや何ともない顔しているのがおかしい!!


これはお話?


違う。それと君の羽の色は


それはどっちにしろ白いはず、サタンも白い。


君サタンだ。だって君救いたいけど堕落している、サタン。

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