第19話 私が悪魔か
私は天界に住まう第一階級の天使様だぞ
この第一級悪魔よ。去れ!
そして私は嫌われた、そんなオペラスターに憧れていたのかもしれない。
怖い悪魔が何人もいた、怖い人間も何人もいた。
手を焼いて遠巻きにしていた
そのただ中にいる私はどうすればいいのだろう?
生き延びて被害を自分に向けるしかなかった。
私たちただ学習内容にあるから神仏の名前には詳しい。
最後に残るのは天使と人間の家であるはずもないのに
私は何故ここにいるのか?
押し付けられたら受け取ってしまう。
他人の不幸は自分のことの様に慈しまなければならない。
不幸ごとは跳ね返す勢いで笑い。
そう生きなければ気が狂って私は天界にもどこにも帰れなくなるだろう。
だってこの命は命の輪を途絶えさせるかもしれない運命にあるから
見たくないのに見なければならない死を私はまた受け入れられるだろうか?
今回のことは流石に多すぎると思うんだ。
それとも何か、お釈迦様に成れるとでもいうのかね君。
どうにもならないよね、だってここ天界でもないんだから
ひとから見て壊れていてもいいんだけど、私の世界はずっとそうだった。
私は罪深い、怯えて死んじゃうといえず、死ねとたくさん言ってしまった
私はそのことに病み怯えて泣く天使様だった。
周りに迷惑かけ通しだった、私は死を間近にした人の顔が見れない。
でも見ることが1回ほどある。私がどんなに頑張っても何もできないからだ。
死に顔が見れないので近寄れず電話が掛けられず
自分が死ねなかったので逃げたんだ。
なぜこんなにダメなんだろう?
人として病んだニートになって薬を貰ってしまった、何してるんだ今も。
それに人に恨まれた、呪われたかもしれないけどもういいや。
何度も頑張ったんだけど、去るものや追われるものが怖い。
この世の怖いもの全部ダメなのに、何でまたここに座っているのか。
錯乱して何もできず、口角を上げて笑顔らしい、恐怖と悲しみに満ちているのに。
お葬式に出られないじゃないですか、神様私を助けてください。
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