第2話 思い出の場所へ
そして……
今、私は貴方と最後に過ごした場所に
10年ぶりに再び足を運びました
久しぶりに見た街並みは
変わってた所もあれば
変わっていない所もありました。
貴方といったスーパーは
今は潰れていて無くなって
10年前賑やかだった商店街は
今はシャッターが閉じて
お店はやっていなくて
木登りして遊んでた場所は
伐採されマンションが建っていて
見て悲しい気持ちにもなりましたが…
けれど悲しい気持ちがあった一方、
良い事がありました
10年前私が通っていた中学校が
昔より穏やかになっていた事です。
学校の中も昔は提示版など殆どなく、
殺風景だった所は…
今は提示版や生徒が書いたポスターが
どこを見ても貼られいて、
通りすがりの生徒からは
「こんにちは」って挨拶をされました。
私が在学していた期間は
荒れていて、地域の人達には
悪い印象でしたのに…
学校の先生、地域の方々に
話を聞いたから
[今の生徒は良い生徒ですよ]
[前より良くなった10年前とは違う]
…先生の言葉を聞いた時、私は…
……昔のままじゃなくてよかった。
今はちゃんと前に進んでいるんだ。
…と思い、心から安心しました
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます