第1話
ある日の昼過ぎのことだった。とある空き地の場所で、悪の組織・デビルグリードの頭領率いる戦闘員10人と怪人1体がイライラして、ヒーローたち4人を待っていた。
待たせている戦士エコーズの4人のメンバーは、息せき切って、待っているデビルグリードたちに走り寄った。
4人のメンバーの変身コスチュームは、主人公の樹神 健(こだま たける)は全身ゴールドで輝いている。副主人公の伊藤 阿蘭(いとう あらん)は全身シルバー色だ。
ヒロインの女性は佐久間 楓梨(さくま ふあり)は、とびっきり可愛い。
そして、もう一人の女性の朏 千鶴(みかづき ちづる)は百合で楓梨のことをつきまとっている。この2人のコスチュームは白の半袖の体操服に紺色のブルマだ。
4人とも変身後は普通の服に見えるが、強化服になっている。尚、変身アイテムは、腕時計タイプのものだ。
待っている敵の悪の組織・デビルグリードの頭領のコスチュームは全身ダークグレー色で顔には、ひょっとこのお面をつけている。西洋風の兜(かぶと)とマントもダークグレー色だ。西洋、和風が入り混じって、実に、ちぐはぐだ。一緒にいる戦闘員は目と鼻と口だけが見えていて、全身黒色の戦闘服だ。いつも20人だが、この日は10人だった。怪人を召喚した日は、10人のことが多い。怪人は頭領が造るロボットだ。
頭領が「いつも通り、遅いじゃないか!待たせやがって!どんだけ待ったと思ってるんだ!だいたいだな、なぜバイクで来ないんだ!?」
その質問に健が「駐禁に引っかかったら大変だから、いつも走ってきてるんだ!」
それに対して頭領が「今日の待たせ方はひどい!バカバカしい!やる気が失せた!もう帰るからな!」
捨て台詞のように言うと、悪の組織・デビルグリードはエコーズの目の前から一瞬で消えた。
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