第2話 午後11時59分の不思議
こんにちわ……ん?こんばんわかな?って、キミ、この前も会ったよね?
だったら自己紹介はいいよね?
えっ、ダメ?
仕方がないなぁ、朝岡まどか二十歳、カメラマンやってます。
こんな成りだけど二十歳だからね、ハタチよ、ハタチ。そこのところよろしくね。
それで今日は何の用?えっ、不思議な話を聞きに来たの?
はぁ……キミも珍しい子だねぇ。私の話そんなに面白い?それとも暇なのかな?
まぁいいや、えっと、私カメラマンって言ったけど、ウチのスタジオ、高卒は取らないってスタンスなんだよね。だけど、なぜか私は雇ってもらえたのね。こんな不思議体験……えっ、ダメ?
仕方がないなぁ、じゃぁ、ちょっとだけよ……。
ところで、キミは「きさらぎ駅」って知ってる?
まぁ、そこそこ有名なお話らしいけど……これから話すのは変な世界に迷い込むのは、何も駅や電車だけじゃないってお話ね。
◇
あれはね……冬?秋の終わり?そのあたりかなぁ……ちょうど忙しくて夜遅くまで仕事って時期がよくあるのよ。
「まどかちゃん、遅くなってごめんねぇ。」
センパイが頭を下げる。
「いいですよ、大丈夫です。どうせ一人暮らしですから。」
そう、どうせ帰ったって、お風呂に入って寝るだけだから……ただ、朝の出勤を遅くしてくれると嬉しいかなぁ?って……なんてね。
「これから帰るんでしょ?……何だったら泊まってく?」
センパイがそう言ってくれるけど、センパイの部屋になんて恐れ多くて……ん?ひょっとして会社に泊まれって事?。
「ありがとうございます……でも、お泊りセット持って来てないし。」
私は、嫌みにならないように笑ってそう答えておいたのよ。
「そうよね……本当にごめんね。……暗いから気を付けてね。明日は1時間遅くていいからね。」
やった、らっきぃー。
「ハーイ、ありがとうございます。では、お先に失礼しますね。」
私は皆に挨拶をして帰り支度を始める。
時計を見ると23時30分を回ってる……部屋に帰る頃には日付変わっちゃってるね。……まぁ、よくある事なんだけど、こういうのをブラック企業っていうんだっけ?
どうせ明日もあるんだし……と、持ち物はロッカーに入れっぱなしで必要最小限のモノだけ持って車に乗ったの。
今の時間なら15分ぐらいかなぁ……最近お気に入りのアイドルグループの曲をかけながら、私は帰路に着いたのよ。
えっ、アイドルグループ?そこ気になるの?
ま、いっか、ほら、あの超有名な大手アイドル事務所に所属している、最近有名になってきたMOP(モップ)よ。
流石に知ってるよね?……えっ、MOPはもう古い?時代はTooNだって?
そんなことどうでもいいじゃない。それに私はMOPのファンというより、楽曲を提供している人が好きなの。
……まぁ、MOPのファンって言っておけば下手な敵を作らないからね。オトナの処世術ってやつですよ。
おっと、この先はスピード注意ね。
この信号を曲がると、その先は真っすぐな道が続くのよ。って言っても、車で1~2分ぐらいの距離なんだけどね。
ただ、街灯もなくて、夜は真っ暗で、知らず知らずのうちにスピードが出ちゃって・……道の先が急カーブになっているから、スピード出し過ぎて曲がれずに事故が起きるっていう有名な場所だから、私もいつも気を付けているの。。
っと、信号変わったね。
この道あんまり好きじゃないけど……仕方がないよね。
ちょうど曲もMOPの新曲に切り替わる。私のオキニの1曲……よし、テンション上げて行こう!
少し走った私は違和感を感じる……なんだろう、この違和感。
「あ、そうか、道が明るいんだ。」
思わず、声に出してしまった……一人暮らしって、独り言多くなるよね?
いつもなら真っ暗でヘッドライトだけが頼りのこの道。
今日はなんか薄明るい。
遠くで何かやっているのかな?明るい場所が見える。
その光が、空の雲に乱反射して、この辺りも薄っすらと照らしている……んだけど……。
「お祭りかなぁ?それともいつもなのかなぁ……。」
時計を見ると「23:59」になっている。
日付が変わる1分前だ。
この時間に通るのは初めてだから、いつもの事なのか今日だけ特別なのかわからないけど……。
「普通に考えて、こんな時間に煌々と明かりを点けているお店なんてないよね?」
都会ならともかく、この辺は23時でコンビニが閉まるというぐらいの田舎なのよ。だからこの時間が明るいなんてありえない。考えられるとすれば、地域の催しものか、準備か何かだよね。
「あまり深く考えずに……って、あれ?」
MOPの曲が次のに変わっている。
時計を見ると「00:04」を指している……曲の長さから計算すればおかしくはない。
「おかしくないけど……おかしいよ!ヤダ、怖い!」
さっきも言ったように、この道は車で1~2分程度で急カーブに差し掛かるのよ。
いつも通って来た道だから間違えようがないわ。
だけど、5分過ぎても、まだ真っすぐってどいう事?
「いやぁー、怖い!」
私は恐怖心に駆られ、思わずブレーキを踏む。
急に踏んだため、車がバランスを崩し、スピンする。
かろうじて車が止まる……。
さっきまで薄明るかったのが嘘のように真っ暗だ。
ヘッドライトが当たっている目の前には山壁が立ちふさがっている……ぶつかる寸前だったね。助かったわ。
とりあえず、ここは道の終わりの急カーブの所……なのかな?
周り真っ暗でよくわからないよ。
とりあえず、車のエンジンをかけなおして、大きく息を吸って……吐く。深呼吸よ。これ以外と落ち着くから、何かあった時はお勧めするよ。
さて、さっきまでの長い道は気のせいだったとすれば、この道を5分ほど行けば私の部屋に着く。あと少しで帰れると思えば、元気も出てくるってものよ。
「最近遅かったから疲れてるんだよね。うん、きっとそうだよ。」
私は気を取り直して車を動かしたのよ。
この時はすぐ帰れるって信じて疑わなかったわ。
と、まぁ、ここで無事おうちに帰りました。
……って事じゃ納得してくれないよね?
実際、何事もなくおうちに帰っていたら、気の所為で済んだよくあるお話だし、そもそもこんな事話してないよね?
私が今、ここでお話してるってことは、一応無事に帰れたって証なんだけど……この先の話……本当に聞きたい?
……。
……。
本当に聞きたいの?やめるなら今の内だよ?
……。
……。
効きたいのね。仕方がないなぁ……でも最初に言っておくけど、面白くもなんともないからね。
夢だったのかもしれないよ?
それでもいいなら聞いてね……。
私が車を動かしたときの時間は「00:18」
エンジンかけなおしたときに目に入ったから間違いないわ。
私は早く帰って、温かいシャワーを浴びて、布団をかぶって寝るんだ。
それだけを考えて車を走らせていたんだけどね……。
……。
「おかしいよぉ……何なの……怖いよぉ……。」
私は、半泣きになって運転していたの。
だって……もう20分は、車を走らせているのに……真っすぐの1本道。
周りは暗くてよく見えないけど、信号もない一本道。
私の知っている道じゃないよぉ。
カーオーディオの時計を見ると「00:42」
私の部屋へ行く道……こんなに長くない。
そもそも、途中山道になっているはずなのにで、時速60kmで20分以上も走り続けることが出来る真っ直ぐな道って、どこにあるのよって話。
「怖いよぉ……。」
怖いけど、車を止めたらもっと怖い目に合う気がして止めることもできなかったの。
Uターンをしようにも一本道で、道幅もそんなに広くないし、周り真っ暗で怖くて出来ないよ……。
「ここどこなのぉ。」
私は泣きそうに泣きながら……ごめん、ホントは泣いてた。
それでもしばらく車を走らせていると前方に街灯に照らされている場所が見えたのよ。
真っ暗闇で、光を見つけると安心するって聞いたことがあるけど、本当だね。
私は、その明かりを目指して車を走らせたわ。
そこは……なんて言えばいいのかな?
んーと、そう「道の駅」
かなり寂れた感じだけど、道の駅の駐車場って言うのが一番しっくりくるね。
お店っぽい建物もあるし、お手洗いも自販機もある。
とりあえず、駐車場に止めたのは良いけど……当然だけど人気が全くないのよ。
この時間帯に人気があったら、それはそれで怖いんだけどね。
まぁ、それ以前に私の住む部屋への道中に道の駅なんかあったかって話なんだけどね。
エンジンを切る前に時間を見たら「02:14」……そんなに走った覚えないんだけど……時間の感覚さえ分からなくなってきたわ。
お手洗い行きたい気もするけど……怖いよぉ……明るくなるまで我慢しよう。
最悪、いざという時の為にダッシュボードに入れてある簡易トイレの出番ね。
エンジンを切って、後ろの席から毛布を引っ張り出す。
車のロックがかかっていることを確認してから、シートを倒し、毛布を頭からかぶって寝ることにする。
「うぅ……怖いよぉ……ここどこなのよぉ。」
ちなみに、さっきスマホの確認はしたけどやっぱり圏外だった。
今時圏外の場所なんて……ほんとに、ここどこよぉ。
一応、ダッシュボードに簡易トイレはある。
非常食にと、バックの中にバランス栄養食と1秒チャージを持ち歩いている。
冬が近くなってきて、車の中が冷え込むようになってきたから、ペットボトルや非常食も少し積んである。
2~3日なら飢えることもないはず。
なぜ、こんなに都合よく色々なものが車に積んであるのかって?
それはね、1ヶ月ほど前の先輩たちの会話に、感謝……かな?
「だから、キャンプ用品は積みっぱなしだと役に立つんだって!」
そう断言しているのは、夏休みを利用して災害地にボランティアに行ってきたという三宅先輩。
キャンピングカーが欲しいけど高くて買えないからって、ワンボックスカーを改造しているらしいわ。
「ああいう災害は、他人事じゃないんだって。もし急に災害に会っても、車に積んであれば助かるんだって。」
三宅先輩の言葉に熱がこもる。
ボランティアで、実感してきたらしい。
まぁ、車があれば移動手段としては最適だし、雨風もしのげる。そこに非常食なんか積んであれば……確かに数日のサバイバルは問題なさそうよね。
「まぁ、やり過ぎだと思うが、言ってることはわかるよ。」
そう答えたのは、岩田部長。
部長は車の中に、非常用の缶詰と2Lの水のペットボトルを箱買いして積んでるんだって。
「流石になぁ、夏の間はおろすけど、今の時期ならなぁ……。」
水は飲料以外にも使い道が多いから必須なんだって。
「まぁ災害は言い過ぎだけど、仕事が遅いとき用には備えているなぁ。」
そう言うのは星野課長。
遅い日が続くと、帰るのが面倒だから、車で寝れる様に、毛布とか非常食なんかは常備してるらしいわ。
って言うか、ここの会社ブラック過ぎない?って言うか、部長も課長も奥さんも子供もいるよね?怒られないのかな?
……私ここに入社して本当に良かったのかなぁ?
まぁ、こういう仕事柄か、みんなそう言う現場に赴く事が多い所為か、結構対策意識は高いみたいで、車に非常用の防災セットを積むのは当たり前って感じなのよ。
だから、つられて私も色々と用意して、でも本当に必要?なんて思ってたけど……必要なのねぇ。おかげで大助かりよ。
先輩達、ありがとうございます!
そんな事を考えている内にいつの間にか眠ってしまったのね……疲れてたから仕方がないでしょ?
目覚めは最悪……狭い車内だから体は痛いし、体は冷え切っちゃったし……。
とりあえず、エンジンをかけて車内を温める……時間は「08:13」……
窓の外を見てみると……今にも雨が降り出しそうなぐらい薄暗いわ。
廃棄された道の駅なのか……8時を過ぎているのに人影一つ見えない。
でも、やっぱり夜と違って明るいから、なんとなく余裕みたいなものは出てきた。
とりあえず、お手洗いに行こう。
私はそう思って車から降りて建物に向かったの。
外はとても寒かった。時期的に夜は少し冷え込むけど、昼はココまで寒くない筈なんだけどね。
お手洗いは意外と綺麗だったわ。
でも全く人気が無い。
廃墟ってわけでもないけど、頻繁に使われているわけでもない……そんな感じ。
私は自販機でお茶を買おうとして……やめた。
ほら、よくあるじゃない。
死者の国で食べ物を口にしたから帰れなくなるってやつ。
ふと思い出しちゃったのよ。
ここがそうだなんて思わないけど……馬鹿馬鹿しいとは思うけど……、
一度、そう思っちゃうとね……買う気がなくなっちゃった。
私は車に戻って、しっかりとロックする。
軽く食事をして落ち着くことにする。
お腹が膨れると、頭も回るようになってきた。
まず、ここはどこなんだろう……というより、私帰れるのかなぁ。
スマホが圏外だから連絡も取れないし。
MAPアプリもダメ……現在地が取得できないって。
とりあえず、人影が見えないかどうかしばらく待ってみる。
周りは見渡す限り田んぼと畑……あとは小高い山が見える。
建物はここだけ……。
誰も来る気配はなさそうだけど……。
昨日の夜は、あんなに怖かったのに、今は落ち着いてる……やっぱり太陽さんは偉大だね……曇っていて太陽さん出てないけど。
全く人影がない……。
時間は「12:03」……これ以上ここに居てもダメかなぁ……。
段々不安になってくる。もしこのままここで待っていて、誰も来なかったら?
また、あの夜が来るとしたら……夜が来る前に帰りたいよぉ……。
私は、車のエンジンをかけ、元来た道を引き返そうと駐車場を出る……って、私か昨日来たのって右から?左から?
目の前には左右に伸びる一本道。
いつの間にか霧が出てきて、遠くの方がかすんで見えない。
私はとりあえず、右に曲がってみる。
なんとなく、左折して駐車場に入った気がしなくもない……。
もう何度目のループかわからないMOPの曲。
全く変わり映えのしない一本道……車の一台も通らないなんておかしくない?
どれ位走ったのかなぁ。やっと違う景色が見えてきた……けど、ここって、さっきの道の駅?
私はそこを通り過ぎる事にしたのよ。
でも、しばらく走って見えてきたのは、同じ場所。
怖くなった私はUターンしてみたのね。
……結局、右へ行っても左に行っても、この道の駅に戻ってきちゃう。
「やだよぉ……帰りたいよぉ……。」
私は、怖くて怖くて、毛布に顔をうずめて泣くことしかできなかったのよ。
気づいたら、もう周り真っ暗だったの。
私泣き疲れて寝ちゃってたみたい。
暗くなるとね、一層不気味さが増して……もう、何かしていないと怖いのよ。
この駐車場を照らす、1本の街灯。
昨日、真っ暗闇の中で見えた時は安心したものだったけど、今では、ここだけに明かりがあるってことがとても怖く感じる。
「もぅやだー。」
私は再び車のエンジンをかけ走り出す。
真っ暗闇の中、ヘッドライトの明かりだけを頼りに車を走らせていく。
どれ位走ったのかなぁ……もう時間間隔も、自分が何をやっているのかもわからないくらいになった頃突然変化が現れたのよ。
私の後ろから車のヘッドライトが。
でもね、おかしいの、一定の距離を保っていて、私がスピードを落とすと、向こうもスピードを落として、私が止まって、先に行かせようとしても、向こうも止まって。
逆にスピード上げてもね、やっぱりスピードを上げてついてくるのよ。
後、どれだけ走っても、昼の道の駅に着かない。お昼は、あんなにも道の駅に出たのに。
「何なのよーもぅー。」
恐怖で気が狂いそうになる。
その時、周りが薄っすらと明るくなる。
「えっ?何?」
いきなり後ろの車がスピードを上げる。ヘッドライトがすごい勢いで近づいてくる。
周りの変化に不思議に思う間もない。
私もスピードを上げるが、相手の方が早い……グングンと追いつかれる。
「ダメっ、ぶつかる!」
その瞬間後ろのヘッドライトがふっと消える。車がいた気配もない。
「えっ?」
前に注意を向けた瞬間、目の前にヘッドライトが飛び込んでくる。
「キャッ!」
私は、思わずブレーキを踏んで、ハンドルを切る。
……ダメ、間に合わない!
私は目をつぶり、ぶつかるのを覚悟した。
……しばらくして、私は目を開けるが……車がぶつかった感じはしない。
あたりも真っ暗で、ヘッドライトが照らしている前方は見覚えのある急カーブ。
カーオーディオから流れているMOPの新曲。
そこに表示されている時間は「00:00」から「00:01」に変わるところだった。
「何なのよ……一体。」
私はゆっくりと車を走らせると、しばらくして見慣れた場所に出る。
ここを右に曲がれば……見慣れた私の部屋があるコーポに辿り着く。
やっと帰ってこれた……の?
私は、もう何が何だか分からなくなってね、そのまま部屋に入ると、着替えもせずにベッドに倒れ込んだのよ。
「おはよーございまーす。」
私は事務所に入り、元気よく挨拶する。
「あれ、まどかちゃん、今日は1時間遅くていいって言ったでしょ?」
「あれっ?……ついいつもの癖で……出直してきまーす!」
「ちょ、ちょっとまどかちゃん。」
後ろで先輩が声をかけてくるが聞こえないふりをして、近くのカフェに逃げ込む。
暖かいカフェオレを飲みながら、私は昨日の事を振り返る。
今日は一昨日の次の日……ややこしいけど、私の感覚ではそうなのよ。
さっきの先輩の反応からしても、「私が体験した昨日」はないみたいなのよね。
あのループする道と、道の駅、最後に出てきた車……あれは一体何だったんだろうね?
考えれば考えるほど、あやふやになってきて、段々夢だったのかなぁって思えてくるのよ。
疲れていた私が、運転中に見た夢……現実時間2分間の丸一日にわたる幻覚。
たぶんそうなんだろうと思うよ。
キミもそう思うよね?
いや、ほんと、そう思いたいわ……あんな怖い事、もうヤダ……。
あ、そうそう、夢で終わらせちゃうと解決しない謎が残っちゃうんだけど聞きたい?
聞きたいの?物好きね。
大したことじゃないんだけどね、前日の朝、満タンにしたはずのガソリンが、出社した日の朝空に近くなっていたから、ガソリンを入れなおしに行ったのよ。
後ね、車の中に常備していたペットボトルと非常食が夢の中で食べた分だけ無くなっているの。
これの説明だけがどうしてもつけれないんだ。 ……誰かのいたずらだったらいいんだけどね。
キミはこの話、信じる?
信じるなら、日付の変わり目には気を付けてね。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます