第23話 会話かも

リアはぼんやりとした表情で呟くように答える。

「だ、大丈夫だから」そのままリアの緑の瞳が閉じられた。


リアは気を失ったらしい‥

魔力や体力も使い過ぎかも


「ああ、リアああ」「リア」二人のナジュナジュはちょっとしたパニックだったが

もう一人の少女の方ナジュナジュが突然、あちらこちらとリアの身体を触り

看護師か医師のように確認を始める。

「大丈夫、気を失っているだけだわ」ホッとした表情で彼女は言う


「え?あの‥君は」不思議そうに本来の世界、少年の姿のナジュナジュが問う


「私の王国‥私達の世界は戦争中で 

私は魔法が使えないから看護師の勉強をしたの」首を少しかかげて、微笑して少女のナジュナジュが言う


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る