第20話 巨大ありんこ

アシャ、幼い黒猫の少女の魔法 それは超強力


飴玉が‥そう、キャンデイが豪雨のように降り注ぐ

「どっわあああああ」リア、薄茶のキジ猫な亜人‥魔法使いの弟子

彼はモンスター達と共に飴に埋もれてしまう!


「り、リアあ」「リアああ!」黒猫な綺麗な二人の青い瞳から涙が零れてゆく


「あはは 失敗かな~にやああ」

悪気は‥多分、無いかもしれない いや、本当はあるかも

アシャは笑い転げている。


涙を浮かべ、ナジュナジュ 二人のナジュナジュが哀し気に

・・そう、アシャに何かを言いたげにじっと見ていたのだ。

視線に気が付き、アシャは‥


「いでよ アリンコたん」地面にその辺の木の枝で魔法陣を描く


わしゃわしゃとそれは沢山の巨大アリンコが出現して

巨大アリンコどもは‥降り注いだ飴玉の攻撃で

目を廻して気を失っている敵モンスターを獲物として運び去っていた。


「あ、リア」「あああ!」ナジュナジュ達の悲鳴


巨大アリンコたちは獲物として

リアも抱えて、運び去ろうとしている。

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