第57話 銀河の歌
月の真横に地球儀を添える。ギターを鳴らしながら銀河の歌を歌う。愛しい思い出の溢れる夜。流星の通り道。私達は銀河の端で、小さなエネルギーを燃やしている。大切なあの人は今どこで何をしているだろう。願いを一つ、空に飛ばす。私の歌は小さな部屋に響くだけ。月光に照らされて輝く、地球儀の隣。
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