第6話
パパ、絡斗!
楓さんの子ども達に手紙を渡すことに成功したわ!!
私の探偵みたいな姿を見せたかったわ!!
2人は困惑していたけれどお姉さんのほうが受け取ってくれたわ。
複雑な顔をしていたけれど私にしっかりお礼を言っておうちに帰っていったわ。
ちょっと楽しかった探偵稼業も終わったことだし、普通の生活に戻ろうと思っていたんだけれど。。。
楓さんと会っていることが夏海にばれてしまったわ。。。
正直どのタイミングで打ち明けようかわからなかった私が悪いわ。
夏海には「母さんの考えには賛同できない」って「会うのはやめてほしい」って言われたわ。
どうしても会いたいって伝えたあの子の裏切られたような顔は忘れられない。。。
しばらく時間を欲しいって言われちゃった。。。
しょうがないわよね。
父親と兄を殺した相手と仲良くしてたなんて、私でも認めたくないことだもの。。。
でも、私は楓さんの弱さと人としての心を知ってしまったわ。もう楓さんの事も裏切れない。。。
あなたたち2人は私のことを許してくれるかしら?
。。。答えなんて聞かないでもわかるわ。。。
でも、これが私が出した答えだから、しっかりと見守っていてね!!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます