サハラ砂漠の過去の姿


 アフリカ大陸北部にあるサハラ砂漠。

 その大きさはおよそアメリカ合衆国と同じくらいという、とんでもない大きさだ。

 この広大な死の砂漠には、とある石器が多数発見されている。

 その石器とは、製粉用の石器だ。


 つまり、サハラ砂漠は、昔は野生の穀物が大量に存在していたことになる。

 それどころか、地質学者によると、サハラ砂漠は二万年前の氷河期において、川や湖、森や草原の広がる楽園のような場所だったらしい。

 果たして、サハラの砂漠化は、自然によってなされたものなのか、それとも人間の手によってなされたものなのか……その答えと審判は、いずれ地球がくだすのかもしれない。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る