第3話 可愛い女の子視点①

私には、好きな人がいます。

その人は、三河順平先輩という方です。


ですが、問題があります。


それは、先輩が人気者ということです。

例えば、今の状況です。


今、私と順平先輩が所属しているバスケ部の祝勝会で眠ってしまった順平先輩を誰が送るかで揉めています。


「「「だから、女子はもしかしたら、順平が襲うかもで危ないからダメだろ!!」」」


「「「大丈夫よ、順平君はそんなことしない人だから!!」」」


男子も女子も小さい声ですが、かなりの迫力で話している、順平先輩を起こしたら元も子もないから。


今回の問題は男子も女子も順平先輩と後日、話したいという下心が原因だ。


順平先輩は真面目だから、こういう時、必ず感謝を伝えにくるから。


だが、このままでは、埒が開かないと思った

だから、私は


「ジャンケンで勝った人がホテルで1泊っていうのはどうですか?」


「「「「「それ乗った!!!」」」」」


全員、賛成だった。

まぁ、普通に考えたら、なしだけど皆んな大会終わりで疲れてた。


そして、結果は私の勝ちだった。


飛び跳ねる程嬉しかった!!

愛の力だ!‥‥ちょっと恥ずかしくなった。


まぁ、なんやかんやあってホテルに着いた。

ホテルに入るのは私服で簡単に誤魔化せた。


「あ〜もう、どうしよ〜」

嬉しくて、普段の私らしからぬ声が出た。


でも、何かはないはずだった。

順平先輩が眠っていたから。


‥‥‥でも、魔が差した。


つい、順平先輩の裸体が気になって、

順平先輩のTシャツに手をかけました‥‥。


あまりにも良い体で、鼻血が出そうだった。


「あ〜、やばい!‥‥‥これより下は?」


そして、順平先輩のズボン、パンツにも手をかけました‥‥。


それから、初めても捧げました‥‥。


「あーー、何やってんだーー、私

‥‥もう、寝よう。」


ダメ人間です。


でも、このことで順平先輩とお付き合い出来ました。

そして、頭も撫でられちゃいました(照)


あーーファンクラブも親衛隊も黙っていないだろうに‥‥。どうしよ?


でも、順平先輩はファンクラブも親衛隊も知らなかった。

それどころか、自分が人気者なことも。


これが、有利に働くか、不利に働くかは分からないけど、


私は順平先輩を絶対に手放しません!!



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