第51話 猫担当
昔、自分がまだ猫好きになっていなかった若い頃していたバイトで、
猫屋敷さんという人が居た。30くらいの女性?、若いときは年上女性の年齢ってわかりにくいよね!
あだ名かと思ってたら本名。運転免許証見せてもらった。ぷ!となってしまったが、微笑んでいた。今思えばデキた女性だったんだろう、反面ウリは下品なクソガキだったんだニdなぁ、、
仕事を教えるときは非情に厳しかった。何度こいついつかこrす!と思ったことだろうか?!
今思えばもしかしたら「ぷ」に対するものだったのかもしれない?w
でもそのおかげで、今でもその手の職に付けば、すぐに思い出すくらいに体にし見つけられている。
ありがたいこっちゃ!
昔は職場ではそういうスパルタはあった。同じ「厳しい」環境でも、当人のためになり一生モノになるくらいのものを身に着けさせてくれる、というもの。
今はいじめしかなく、当人を壊す環境しかナイけどね。天と地の差、が昭和と平成・令和の差。
で、
猫屋敷さんが認めるくらいに仕事がそこそこできるようになってから、
店が暇のとき、名字について言及することがあった。
その昔、殿様が大の猫様な一族であった。
そのとき、名字も無かった猫屋敷さんの祖先が猫使い並にネコを飼ってるのを知られ、召し抱えられた。
ネコかかりとして。
猫まわり係、みたいな?
お殿様は、世話をできる範囲内で城のネコを増やしていいという話だったので、
ネコが溢れかえったそうな。
猫たちは猫屋敷さんの祖先の言うことをよく聞き、素直だったそうで、だからいくらでも際限無くイケたそうな。
でも、喜ぶ殿様の周囲が「たまらん!」ってんで、「視覚にネコ10匹居ない」程度におさめることになった。
その程度なら寝ててもネコが勝手にそれなりにしてくれる程度だったので、猫屋敷さんの祖先は暇だった。
なんで、いろいろ「使った」みたい。やってみたら「使えた」そうな。
で、いろんなところからいろんなものを取ってきたり、いろんなとこに持ってったり、させ・・
結果、
その殿様の領地の周囲の小名を吸収していたっとのこと。
名字を与えられ、小さいながら村も与えられ、祖先の家族達はそこでネコを飼いながら、のんびりと暮らしていったそうな。もちろん猫村になってた。
村人たちはほぼネコ好きなので、その者達には明治以降は「猫村」の姓になったと。
ただ、
ネコを理解する者達はそう多くはない。その殿様の領地を出ると、「何?猫村?へんなのwぷwwww」だったと。
なので各自、上村、中村、下村とか一部かえたそうな。
という話だった。
「で、その猫村って、どのへんなんですか?」俺
「無くなった」猫屋敷
へ?
「明治終わり頃、軍の防寒具のために、全てのネコをつかまえられてしまった。村人はその軍と闘って全滅させられた」
・・・・
すんません、、(お)
「終わったことだし」ね
権力に忠実な犬達にはこのような話は無いんだよなぁ、、
ってつぶやく猫屋敷さん
その頃の俺は忠実な犬が好きだった
ネコはなつかない(と思ってた)ので嫌いだった
そして、
なつかないはずのネコが、そこまでなつくって、ホントなのか?
とも頭の片隅で思っていた。
今ならわかるね。
ネコって、好きになる相手は「親みたいに思う」か、それ以上な存在に思うか、なんだよね。
でも、それでも、結構我儘なネコw
動物に好かれる、種の違う生き物に好かれる、ってだけでも「ものすごいこと」なんだ。
そういう資質を持ってるひと種の個体も少なくない。
それはひと種独特の「最も神に近い部分の資質」
なんじゃないかなぁ
犬やネコなどがたまーーーーに他の種の子どもを育てたり、とかある。
目に付かないだけで、多分他の野生の種でもあるこたあるだろう、でも、それらは例外だ。
例外的ではないのはひと種だけ。それだけ「選ばれた個体」の数が多い。
そういう今どきの言葉で言うと、そういう天性のスキル、を持つ個体は多い。
知性は欲(衝動)との切り離せないパッケージなので、地雷、でしかない。
が、
その他の種とのつながりを持つというスキルは、すばらしいよね!
まぁ、
ネコは人間の幼稚園児並だからわかりやすいけど。もっと人間並の寿命になってほしいけど!
うちは、今の4匹が限度だなぁ、、可愛がる手が足りない・・・
他の子かわいがってると悲しい顔するんよ、、、皆順番でやってるのに、、
皆、自分だけかわいがって!、なんだよなぁ、、、
つーことで。
今回もなんかgdgdでw
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