年賀状
気が付けば、もう今年も二か月しかないんですね~。10月も終わりです。寒いわけだ。そろそろ暖房がないとつらい季節です。朝晩はすっごく寒くて。ヒーターを出すか悩みながら、11月までは我慢しようと思っているところです。
ラジオでは年賀状の話題が出ていますね。今年は、郵便料金の値上げがあって、年賀状を出すにも、かなり出費がかかりそうな予感です。年賀状を普及させたいのか。それともそうではないのか。値上がりを機に「年賀状じまい」をするというお便りをよく耳します。
気持ちはわかりますね。だって、それじゃなくとも、物価高で、余計な出費は抑えたいもの。しかし、我が家には子供がいます。子供は友人や先生に年賀状を書くのを楽しみにしていますから。そこをやめるわけにはいきません。
若いころは、年賀状を作るのが大好きでした。毎年、年賀状のデザイン本を買ってきて、お気に入りの絵柄を二種類印刷。職場用とプライベート用とで使い分けて。多いときで50枚近く出していましたね~。
結婚した当初は、結婚式に来てくださった方々へのご挨拶があったので、年賀状を続けていました。けど、離婚したとき。挨拶をしにくいっていうことと、そんな精神状態ではなくなって、ぱったりと辞めました。せっかく下さった方にもお返事もせずに。
それでも、続けて書いてくださる方もいて。やっとここのところ、年賀状書いてみるかって気持ちになっていた矢先の値上げ。悩みますね~。去年、思い切って、少し広げて年賀状出したんです。すると、戻ってきちゃう人もいたりして。月日が流れるのは早いです。疎遠になったり、連絡が途切れた友人のことを思い出す、いい機会ではある年賀状。年賀状でしかつながっていない人もいるので、まったくゼロにするというのは寂しい気持ちにもなります。
メールって確かに便利です。すぐに「あけおめ~」と打つと、返信が返ってきます。けど、それになんの意味があるのか。
「今年も会いたいね」
「そうだね」
「また一年よろしくー」
たった二言、三言、メールを打っただけで終わりの挨拶。そのうち、メールすら打たなくなるんじゃないかって思います。
年賀状は、書くとなるとはがきを準備して。デザインを考えて。住所を確認するのに、前の年の年賀状をひっぱりだしてきたりして。ああ、こんなの来ていた、とか。ああ、この子、こんなに大きくなったんだ、とか。ご高齢になってきて、健康はどうかしら? とか心配してみたり。改めて見返します。
忙しい毎日の中、手間といえば手間なんだけれど。ほんのひと時、離れた友人、知人のことに思いを馳せるいい機会。事務的にやればそれまでなんだけど。もう事務的に出す時代でもないみたいだし。一年に一回はそんな時間を作ってもいいのかもしれないなと思います。
それにしても、封筒の切手高いっすね。110円だって! まあ、110円で日本全国届けてくれるなら、安いものですが。今までが安すぎたのかな? 昭和ってよかったですよね~。なんでも安かったもん。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます