前のエピソード――やっぱりコロナってました。

　随分と元気になってきた雪です。最近では、コロナっても、必要最低限の買い物は感染対策をして、短時間ならオッケーと聞いているので、そう心配なこともなく療養生活をしているわけですけれども。小さい町です。娘たちから「雪さんコロナなんだって」って噂が広がっていないとも限らない。

　この時期は受験もありますから。コロナはやっぱり嫌です。そんなおいらが買い物をしていたら、嫌な気持ちになりますよね～。って思うと、なかなか外には出られない日々です。

　ただ、どうしてもハッピーセットのカービィが欲しい。そこで車の窓を全開にして、ネット注文をして、受け取りだけを長女にお願いするという策に出ました。ということで、無事にカービィはコンプ。店の前には子供たちの長蛇の列があったとのこと。あぶねえ。発売日の次の日に行けてよかったって思います。

　しかし、それでもストレスなんでしょうね。家族以外の人との会話がない。唯一の繋がりはネットのみ。そうなってくるとストレスフルです。一緒になって、ドラマを見たり、ゲームをしたりしている長女にぶちギレしてしまいましたよ。昨日は。勉強しろよ。本当によう。今年は受験生なんだぞって。

　けど思春期で反抗期の長女も、「勉強しろ」と「スマホ取り上げるぞ」ワードだけには、激しく抵抗を見せます。「お母さんたちが寝たら勉強する」だの、「明日からする」だの。言い訳ばっかり並べ立てるもので、本気で喧嘩です。夜も９時だというのに、長女。リュックに勉強道具を詰め込んで、「ばあばあの家に行く」と言って、家出。初めての家出です笑

　いやあ。私だって家出したことないな。出ていったあとも怒りが治まらない。風呂から上がってきた次女が「ねね、出ていった」という言葉に唖然としていましたが、しったこっちゃないです。玄関施錠して、「もう帰ってくんな」って叫びましたよ。

　しばらくすると、義母から「来ました。様子を見ます」。それから一時間後に「泊まらせます」ってメールが。知るか。帰ってくんな。ボケ！　勉強したくないなら、やめちまえ。近所の私立なら、ノー勉で入れます。塾なんて行かなくていい。塾にいくらかけていると思っているんだよって頭に来ました。

　いやならやめればいいんです。勉強嫌いな人に無理やりさせたいわけじゃない。大人になったって勉強はできます。やりたくなったらやればいいんです。だから、辞めたいっていえばそれでいいのに。中途半端でもう嫌になりました。

　で結局は今朝の10時に帰宅。にやにやしちゃってさ。「ただいまー」だって。風呂も入らないで、ジャージのまま寝たそうです。もう嫌になっちゃう。

　今日の午前中は下の子と模様替えしました。確かに勉強できるスペースがちゃんとしていなかった。狭い家です。勉強は環境じゃないって思っていましたが、そうも言っていられません。もう「お母さんたちがいるから」とか、「環境が悪い」とか言わせないぞって思って、奥の部屋に彼女の勉強スペースを作ってやりました。

　喧嘩したいわけじゃないんだ。こっちだって嫌なんだから。でも、きっと彼女もどうしたらいいのかわからないんだろうって思います。思春期ってそういうものですから。今少し。付き合うしかありませんね。

　あんなに喧嘩したのにさ。隣でレジンでアクセサリー作ってますよ。いくら喧嘩してもそばに寄ってくるんだから。可愛いよな。本当。けどよう。なんだか。もう、だからさ。勉強しろって。本当によう。

　と言っているおいらは、緊急事態です。魔法のコンテスト。文字数の上限があったのを発見したのです。上限は12万文字。オーッマイガー。突っ込もうとしている作品は17万文字です。くそー。５万文字も削らないといけません。総集編になっちゃうじゃん？　どうすんだよって。昨日の夜から、その作業に追われております。

　まあ、群像劇で、色々な視点を入れていたので、そこを削って、主人公の二人の恋にだけ焦点を当てて、なんとか12万文字は切れそうです。よくよく読み返すと、無駄な表現も多いし、カットできてよかったのかも。

　いやあ、よくよく見るべきですが、要項にはそこまで書いていなかったんですよ。こころさんにね、「応募数少ない」って教えてもらったから、見に行ったら、偶然に発見したのです。あぶねー。ありがとうございました。けどもっとわかりやすくしてほしい。大事なことだぞー。総集編になるぞー。

　ということで、昨日と今日は魔法にかかりっきりでした。明日から子らは学校。母は２日間の療養が残っています。頑張るぞー！