アオハルっていいもんですね
めっきり寒くなりましたね。今週末は娘の合唱コンクール。コロナ関連でお休みが多い中、少ないメンバーで頑張っていました。1年生の中で優良賞をもらって、ご機嫌です。朝練もしたし、声を出すために外でも練習していたみたいだし。努力は報われた。勉強もそうだぞ。努力しろ、努力。と結局はお説教で終わるという。
3年生たちの修学旅行の発表もみました。若いっていいなって思います。どこにでもいじられキャラっているもので、スライドでかなりいじられていて、会場からは笑いが巻き起こっていました。微笑ましいです。中学生ってあっという間に終わってしまいますね。当時は長く感じられたけれど。
昨日は長女が所属している吹奏楽サークルの演奏会で、送迎役してきました。昨日のイベントは、某中学校の3年生引退コンサートの賛助出演です。サークルの代表の方が指導している中学校で、そうレベルが高くない。そこで、サークルメンバーと一緒に演奏することで、得るものがあるのではないか、という目的で実現した賛助出演でした。
実は、この中学校には娘が幼稚園年長さんの頃に、とっても仲良くしてくれた男の子が通っています。小学校入学とともに、お父さんの実家に戻ると言って引っ越していきました。
当時、義母が1年早く職場を退職してしまいまして、本当だったら小学校入学と伴に引っ越す予定だった我が家ですが、計画が狂いました。「私の保険証どうなるの」って元夫が怒られて、結局は長女が年長になる年に転居したんです。
長女は今でこそ図太い性格ですけれども、当時はとっても繊細。ちょっと都会から、ちょっと田舎に転居して、なかなかお友達にはなじめなくて、帯状疱疹になりました。そんな時に、唯一仲良くしてくれた男の子なんです。当然一緒に小学校に通うものだって思っていたので、卒園式の時、お母さんからお別れを告げられて驚きました。
その子もそもそも引っ込み思案だったんでしょうね。ぼっち同士、仲良くしていたみたいです。「仲良くしてくれてありがとうございます」ってハンカチまでいただいてしまって。本当に寂しいお別れでした。
その子がいる中学校ですから。娘と「吹部に入っていたら会えるのにね」って言いながらの参加です。ステージでのリハーサルを見てみます。いるかな、いるかな。いたーーー! いたじゃないか!
なんと。娘の隣にいる。同じ楽器吹いている。えー、嘘でしょう? あの面影は、絶対あの子だ! 娘とお友達も気が付いたみたいで、そわそわしています。話しかければいいのに。やっぱり恥ずかしいんですね。だって6年間もまるっと会っていないんですもの。同じ小学校にいたら、きっと一緒に吹奏楽やっていたのでしょう。
演奏会が終わってから、その子に声をかけてみますと、やっぱりそう。娘の名前を出すと「覚えています」って。「あのね。斜め後ろで吹いていたんだ」って伝えると「えー」って驚いていました。可愛いですね。
外に出ると、お母さんにも再会して。なんだか懐かしかったです。結局は、恥ずかしいお年頃ですから、本人たちは言葉を交わす様子はなかったですが、どうやらクリスマスのコンサートも一緒に吹くことになりそうです。あー、恋が芽生えないかしら。楽器や音楽繋がりって本当にいいなって思います。青春だね~。
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