おもひで
これは、コンビニ帰りに見た、ある一瞬の事件の話。
近所にある、ファミリーマートに週刊少年ジャンプを買いに行った私(当時小学6年生)は、帰りに大好きなピルクル(正式にはピルクル400)を飲みながら帰っていた。帰り道の途中にある、少しだけ急な坂道を歩いていたとき、向かい側からかなり年配のお爺さんが歩いてきた。私とお爺さんだけの坂道。二人がすれ違った瞬間、お爺さんがくしゃみをしたと同時に入れ歯が飛んだのである。それに驚いた私はなんとその 入れ歯に、口に含んだピルクルをわざわざ振り向いて(今もこの行動は謎である)ぶちまけてしまったのだ。その後、どうなったかは覚えていない。きっと、当時の私はこの最悪の過去を、記憶の中に封じ込めたのだろう。以上が、しょうもないこの事件の全貌である。
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