『異世界開発プロジェクト』

用語説明

・ゲスト様

本プロジェクトの最終的なクライアントになります。

別途、チートにより絶対的な能力と現代から持ち込んだ知識により異世界で好き放題なさるための舞台、異世界を提供するのがプロジェクトの目的です。

・アバター

生体パーツを用いた自立型ドローンです。

外見は通常の人型から異形までカスタマイズ可能、各種スキルも自在に設定できます。

本プロジェクトで採用するにあたり、通常セット以上の能力を求める場合は自腹での追加料金を頂きます。

命令に忠実ではありますが、自我を持っていて性格など個性もあります。

また経験などから成長し、独自にスキルを習得することもあります。

・スキル

アバターが用いる特殊能力です。魔法由来であったり、ゲスト様同様チートだったりします。

なお、スキル以外の通常の能力もある程度いじる事が可能です。

・ポット

小屋一軒はあるツボです。

中に有機物を入れると分解してエネルギーに変換、それを再変換する事でアバターに魔力を供給したり、大抵のものが手に入ります。

ただしポットでの製作は通常手段で作るよりコストがかかります。

その他の機能としてステータスオープンや自動翻訳機能などを内蔵、都市完成後も中核となります。

なのでこのポット破壊が最終的な失敗、ゲームオーバーとなります。

また無機物はエネルギーにできず、圧縮してドラム缶に詰めて吐き出されます。この中身は毒性の強い廃棄物で、時間経過と共に漏れ出て周囲を汚染します。投棄場所を探しましょう。

・モブ

アバター同様の技術で作られる都市の住民です。

基本的に特定の行動を繰り返すだけです。その代わりに水と太陽光さえあれば睡眠要らずで寿命まで働き続けます。

性能に応じて寿命が変わり、出入り口で都市の名前を教えるだけならば五百年、一般的な農作業一式で三十年、最大性能で半年ほどとなります。

・NPC

生きている都市の住民です。

一般的な人族を現地調達するか輸入して調教、都市文化の中に変化をもたらせます。

主に王族、貴族、商人、ギルド関係者、村人、奴隷、罪人、敵役といったゲスト様と直接関わり合いになる一族を指します。

人故に高い知能があり、モブにはできない様々なことが可能ですが、同時にゲスト様のお楽しみを奪ったり、反旗を翻したりするためちょくちょく粛清が必要です。