第025話「一寸法師、デカくなりすぎる」

「男の人は背が高くないと」


 鬼を倒した一寸法師に姫が打出の小槌を六十回も振ったのがいけなかった。


 一寸法師は瞬く間に身長六十メートル体重一万五千トンにまで巨大化狂暴化し京の都を火の海に。これに対し朝廷は禍特対を設置したが間もなく全滅、銀色の巨人が現れるまで事態は収まらなかった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る