第012話「魔王、勇者を墓場に誘う」
遂に魔王城の深奥部で魔王と対面した。
頑固そうな親父だ。
俺の傍らにいる魔族の娘は俺の旅の仲間で恋人で魔王の娘。
「よくも娘を傷物にしてくれたな」
「黙れ真剣に愛し合ってるんだよ」
「その責は重いぞ。お前の人生の墓場の舞台を用意してやった、来い」
奥の扉を開けると、披露宴の舞台が整っていた。
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