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俺は一縷の望みをかけてボロ家に近づいた。
意外にも玄関前はきれいに掃除されていた。いよいよ空き家ではなく誰かが住んでいること確率が高くなってきた。
『押し売り、冒険者 お断り。
ここままカエル方がいいですよ』
そんな貼り紙が玄関ドアに貼り付けてある。
コンコンコン。
……。返事がない。留守なのか、空き家なのか?いや、空き家だったら貼り紙はしないよな。玄関前に雑草や枯れ枝がほとんどないのも気になる。もう一度。
コンコンコン。
コンコンコン。
コン
「わかってるよっ!少し待って!」
急に耳元に女性のハスキーボイスが届いてきた。
キョロキョロあたりを見渡すが誰もいない。
(ひょっとしたら……、魔女!)
・少し待つ。
→https://kakuyomu.jp/works/16817139556996976710/episodes/16817139557000486487
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