ロビンエッグブルーの空の下、私は生きます。
涼
第1話 空。
人は、誰しも何かしらの罪を背負って生きているのかも知れない。
『私の罪は許されますか?』
この青い空に尋ねる。
果てしなく続くこの大空に。
答えは返って来ない。
でも、もしも、
『一緒に生きよう』
そう言ってくれる人が傍にいるなら、生きる意味は、あるんじゃないだろうか…。
そんな頼りない約束だけれど、私は、それでも、歩いて行こうと思えた。
あなたが、いたから―――。
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