第捨参眼 「懸念」

お昼休み



不良『おい』


後輩『は、はい。なんですか?』


不良『邪気眼ってなんだ?』


後輩『邪気眼を持たぬ者には解らぬ事だ。だそうです』


不良『お前は持ってないのか』


後輩『はい』


不良『そうか。急に呼び止めて悪かったな』


後輩『いえ』


不良『良かった…てっきり普通は持ってる物だと思ってたぜ…』


女『そうよ』


後輩&不良『うぉ!?どっから出てきた』


女『邪気眼とは!皆、誰もが内に秘めているのものなのよ!!』


不良『なんだと?』


女『前世の記憶に目覚めれば邪気眼は覚醒するの』


不良『どうすれば前世の記憶を目覚めさせる事ができるんだ?』


女『私が貴男の前世の記憶の封印を解いてあげるわ。そうすれば目覚める

はずよ』


不良『よし、頼む』


女『はぁあああ…発動せよ!我が邪気眼んんん!!』


後輩『お前らめちゃくちゃ見られてるぞ』

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