第6話旅立ち
「それでは私は戻ります」
はい。ありがとうございます。
早速、何もすることないから修行しよっと。
◇◇◇
5年がたった。
ようやく、しっかりと喋れる!
最近では、走れるようにもなったし体力作りもしている。
「ゴーシュ何してるのー?」
母さんだ。
そろそろお昼だから呼びにきたのかな?
「魔法の練習だよ」
「ほどほどにしてご飯食べちゃって。片付けできないでしょ」
「はーい」
さっさとが食べてまた、走ろっかな。今度は魔力循環しながら走ってみようかなー
ーーーーー
年齢 5
種族 ヒューマン
性別 男
レベル 0
スキルポイント 30
パッシブスキル
ステータス(L vー)獲得経験値増加(L vー)
獲得スキルポイント増加(L vー)
進化先選択(L vー)成長率増加(L vー)
苦痛耐性(L v 5)魔力操作(L v 5)
魔力回復力増加(L v 5)魔力量増加(Lv?)
体力増加(L v 3)
戦闘スキル
初級雷魔法(L v 2)初級闇魔法(L v 3)
ーーーーー
っあ、『体力増加』が増えてたどうりで長く走れるようになってたわけだ。
早速、魔力循環しなが走るか。
ハァ…ハァ…ハァ、
ヤッバ!すげー疲れる。
集中しながらだとこんなに疲れるのか?それに、魔力が減るにつれてキツさも上がってくるしやりがいがあるな!
◇◇◇
しばらく走った後、休憩していると隣の家のニーナがきたので少し話をした。
「ねぇー、ゴーシュはなんでそんなに走るのが好きなの?」
「好きってわけじゃないけど俺には目標があるから頑張れるんだよ」
「そっか、ゴーシュはすごいね!もーやりたいことが決まってるんだね。私はまだかなー」
ニーナは可愛いなー
俺の癒しだよ。
「12歳で成人だけどそれまでにやりたい事を決めればいいんだよ。ニーナはゆっくり考えな」
「そうだね、そうするよ。」
そんな話を長々としていたら日が暮れてきた。
「そろそろニーナは帰らないのか?おじさんに怒られるぞ?」
「そうだね、そろそろ帰るよ。またねーゴーシュー!」
「あぁ、またな」
俺は遠ざかるニーナに手を振って自分の家にかえった。
次の日からも同じように修行をしていたらあっという間に12歳になった。
「父さん、母さん話があるんだけどいいかな?」
俺もようやく成人だ。村を出て冒険者になる為に今日まで頑張ってきた。魔物を倒す為には冒険者になるのが1番効率がいいしお金ももらえるから早く冒険者になりたい。
「……ゴーシュ、村を出て冒険者になりたいんだろ?俺も母さんもわかってるよ」
「えっ、いつから⁉︎」
「それはずっと一緒にいたからな。俺達は反対しない。ただ、手紙をちゃんと出してくれ」
うぅ…ぐすっ
「…ありがとう」
「それじゃ、俺行くよ!たまには帰ってくると思うから」
「ゴーシュまて、これを持って行きなさい。」
父さんから渡されたのは銅の剣と食料だった。
「ありがとう、父さん。行ってきます!」
父さんと母さんはずっとニコニコしなが見送ってくれた。
村を出るのに歩いているとニーナが走ってよってきた。
「ゴーシュ、私もついていくね!」
父さん達がニコニコしていたのはこの事だったのか。はめられた…
「ゴーシュ…ダメ…かな?」
か、可愛いじゃないか!
……い、いや流されちゃダメだ、断らないと!
「おじさん達の許可は出てるのか?」
「え?出てるよ。それにゴーシュのお父さん達にも」
そんな事だろうと思ったけどね…
「ニーナも冒険者になるのか?それとスキルとかなにか習得できたのか?」
「私もいろいろ考えたんだけどゴーシュを支えたいと思ったから冒険者になる事を決めたんだ。スキルは魔法系だよ」
「わかったよ、ニーナは俺が守るよ。だからだと俺の回復は任せたからね」
「うん!ありがとう!
えへへって笑いながらニーナが隣を歩く。
そんな横顔を見ながら俺も笑う。これってニーナのことが好きなのかか?
これけら一緒に居られるんだから今かな気持ちに急いで答えを出さなくてもいっか。
◇◇◇
冒険者ギルドがある王都まで歩きで2週間ほどなのでその間は野営である。
王都に向かい旅に出てから2日目魔物にあった。
それは、ゴブリンだった。
「ゴーシュ、ゴブリンがいるよ。どうする?」
ゴブリンか元同族だが俺の大切な仲間達はもう居ない。このゴブリンはもうただの敵だ。
「大丈夫だ、俺がまず雷魔法で先制してから剣で斬りかかるからサポートよろしく」
「わかった、気をつけてね!」
「プチボルト!」
手をゴブリンに向け魔法を唱えると
バリッ!
ゴブリンにプチボルトが当たった。
「ゴブリンの頭消えたんだけど…ゴーシュなにしたの?」
へぇ……?
「……俺にもわからん」
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