『記録に残りたかった男』が書けるまで

 一応解説すると、

 試合直前にドーピングして、再び世界一位に返り咲く。その後再検査される前に自殺する事で、世界記録に残り続けようとした。

 一度手に入れた栄光の味を忘れられず、そのためなら命すら惜しくなかった、という話。

 調べてみると、実際は上手くいかないみたいだけど。


 国語のテストで読んだ話が元ネタ


 ググったら「空中ブランコ乗りのキキ」だった。


 なんかサルの話かと思ってたけど、名前からイメージしてただけだったらしい。


 内容は、自分が唯一3回転ジャンプできる人だったのに、他にも3回転ジャンプできる人が現れて、薬使って死んでも良いから一度だけ4回転ジャンプしたい…みたいな話。ググれば出る。


「殻に閉じこもるな」「そこが合わないと思ったら別の世界に飛び出せ」「自分にふさわしい世界はきっとある」みたいな解説してた。


 後は刃牙のジャックハンマーとか。


 個人的に全く共感はできないが、その世界で栄冠を取るために一生を捧げて努力した人間が、一度成功し頂点に上り詰めた後に負けてすぐ

「あーあ、もう俺の時代は終わりか。じゃあ次何しようかなー。教室でも開いてコーチとして食っていくか」

 と割り切れる人間がどれだけいるだろうか?

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