ハプニングバーとの再開
結城 あきら
第1話 ~美容院~
ちょうど30歳になる頃だった。
20代の頃から特に相変わらず毎週出会い系で女の子を探しては遊ぶという日々を過ごしていた。
20代後半から行きつけの美容室があった。
男性の店長が1人で経営している小さな美容室だった。
その美容室はメンズ専用サロンであり客は男性のみ。
何年も通っており店長とは毎回エロい話をするほどの仲になっていた。
「他のお客さんもみんな似たもの同士というか何故か変態が多いんだ笑」
と店長は言う。
出会い系はもちろん、風俗、チャイエス、ナンパといろんなところで遊んでる人がいると教えてくれた。
そんな時、店長からある一言を言われた。
「お客さんでハプニングバーってとこに通ってる人がいるんだけど知ってる?」
自分は正直それまで25歳の時に連れていかれたハプニングバーのことは全く忘れていた。
だが、途中で初めてハプニングばーに連れていかれた時のことを微かに思い出した。
かなり前の事だったので、全く知らないということにしてまた0からハプニングバーの話しを聞くことにしたのだった。
続く
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