模擬戦(魔法)

模擬戦終了後HPポーション(初級)を使ってHPを回復させる。

初級ポーションと言ってもこのゲームは他作品の中級ポーション並みの回復量だ。

1になった俺のHPが104000に戻った。


そして筆頭魔術師である賢者マーリンに模擬戦をしてもらう。

これが俺のいつもの習慣だ。

マーリンにはある程度は善戦できる。

だって魔法は工夫で威力の差をカバーできるから。

魔法スキルの限界レベルは100だから闇が最初になりそうだ。


マーリンとの模擬戦が始まった。

お互いに同時にしかけた。

俺は並列詠唱で初級炎魔法ファイアボール、初級風魔法ウインド、初級闇魔法ダークボールを同時に唱える。

「覇王たる我が命ずる、炎の球や敵を穿て。/覇王たる我が命ずる、疾風よ出でよ。/覇王たる我が命じる、闇の球よ敵を穿て。」

このゲーム詠唱省略は不可能なんだ。

だから1番覚えやすい詠唱で唱えてる。


マーリンは並列詠唱で初球風魔法ウインド、中級土魔法アースウオール、初級水魔法ウオーターボールを唱える。「賢者たる我が命ずる、風よ出でて炎を打ち消せ。/賢者たる我が命ずる、岩の壁よ出でよ。/賢者たる我が命ずる、水球よ敵を穿て。」


そして同時に放つ。

結果はマーリンの方は少しダメージを負った程度。

まあこっちはウオール系の魔法唱えて無かったから1分くらいダメージを負う。


だが俺はマーリンが魔法を放ってる間並列詠唱で高級闇魔法ダークネスシャベリン、中級風魔法エアランス中級水魔法アクアランス、中級土魔法アースランスを詠唱ていた。

そしてそれを今放つ。


流石に防ぎきれなかったようだ。

やばいマーリンの目が笑ってねえ。

何だろう命の危険を感じる。


はい想像通りマーリンに高級風魔術トルネードと高級炎魔法ファイアシャベリンをくらってスタン状態になりました。


………………………………………………………………………………………………

以下は紹介しきれなかった魔法の詠唱コーナーです。

本話で省かれた詠唱を書いときます。


高級闇魔法ダークネスシャベリン…暗黒より無数の闇の槍よ出で、敵を穿て。

中級風魔法エアランス…風の槍や敵を穿て。

中級水魔法アクアランス…水の槍よ敵を穿て。

中級土魔法アースランス…土の槍よ敵を穿て。


高級風魔術トルネード…竜巻よ出でて全ての敵を吹き飛ばせ。

高級炎魔法ファイアシャベリン…炎の無数の槍よ出で、敵を穿て。


魔法を書くと文字数が異様に増えるのは何故でしょうか?

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る