◇プロットの書き方 1「そもそもプロット作るか否か」


 今回はすこし真面目な話。


 皆様プロットの書き方ってどうやってますか。

 

 プロっトって書かなきゃいけない? という悩みはよく見かけます。

 そりゃ、書かないと。って方もいれば、いいや、必要ない。という方もいますよね。


 

 プロットをたてる人の立て方にはいくつか種類があります。

 

・大まかな流れだけ

・ある程度のルールにそって

・めっちゃ細かい粗稿レベル

・頭の中で大雑把に

・そもそも作らない


 こんな感じでしょうか。

 

 大きくわけて、作る派と作らない派。

 

 作る人は多分。作らないと書けないという主張だと思います。

 最後まで行き着けない。ごちゃごちゃする。伏線が入れにくい。プロットないと情報後だしになりがちだから。迷子になる。こんな理由でしょうか。

 色々ためしてみて、プロットなしでもやってみたけど無理だった。と言う方も多いのでは?

 その中で、とにかく細かくしないと書けないよってタイプの方と、ある程度イメージがあれば書けるという方にわかれるのでしょう。

 


 一方、まったく書かないよという方。

 こちらもプロットたてたら上手く書けなかった。という方、多いかもしれませんね。

 プロットをたてない利点としてよく聞くのは「キャラが勝手に動き出すから」「都度状況によって複数のアイデアが浮かび、その時々で選ぶ方が楽しいものがかける」「書くのがたのしくなる」

 などなどです。


 一理あるなあぁと思うこと。そうなの!? と思うことなどがありまして、プロットを書かない人がするお話って妙に面白いんですよね。

 プロットは書かないけど、結末は決めてるって方もよく見聞きする気がします。


 


 私は、ほぼ全部やります(笑)


 どれがいいのか、一概には言えないと思いますし、だからこそ皆さんいろんな方法を使うのでしょうね。

 合う合わないもあります。

 それから書く内容や分量にもよるかも。


 例えばさっくり書きたい時は、大まかな流れだけ決めています。

 論文などの場合は、ある程度ルールに則って。それは小説でも同じなのですが。プロット二段構えで、その後さらに詳細に決めたりします。粗原稿みたいな感じ。

 ショートショートは頭の中で考えるだけの時もありますし、こういうエッセイではそもそも作ってないです。


 使い分けていいと思うし、どれが悪いと言うことではない。と思いますね。

 それぞれデメリットとメリットもありますから。



 そういえば、頭の中で全ての文をつくりこんで、パソコンに向かうのは出力作業という方がいらっしゃるそうです。

 それもプロの方で(ちょっとどこで聞いたかド忘れしてしまいました) 

 プロットも細かく頭のなかにあるらしいです。

 プロット立てるけど、書かない。これも一つの手段ですね。


 ただ、プロとなるとプロット必須という話も聞きます。

 編集さんや、ご依頼者様に見せたりするのに使うそうです。漫画のネームとかと一緒ですね。事前に打ち合わせする材料として必要なのでしょう。

 それを見越して、プロになりたい方はプロットの書き方などを調べる必要があるかも?しれないですね。



 次回は、物語作成におけるルールについて。

 いわゆる起承転結、序破急などですね。それについて触れたいと思います。


 では。


 


 




 

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