第148話 絡まる ②

両親や兄弟達をみなごろされ、それをした張本人の私に「褒美」として下賜された亡国の王女の彼女が、私が何をしようと心を閉ざして、無関心になるのは当然だが、流石に、祖国の絡まる話までは無視できないようだ。


「その胎の子が、次の辺境伯になるんだ」

と教えてやると、ようやく生きる気力が沸いたようだ。




★☆★


彼女の祖国(A国とする)は、主人公の所属する国(B国とする)に攻め滅ぼされ、その指揮を執った将軍の主人公が、B国のA辺境伯になったんだな。



☆★☆


次のお題は〖やりがい搾取〗

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