第102話 部屋掃除
彼の好きなアーティストのCD。
彼の好きな女優の出演する映画のBR。
彼の好きな作家の本や漫画。
彼と話す資料をダンボールに詰める。
彼の好きそうな服や靴、アクセなんかも、もういらない。
私の部屋に溢れかえる彼の好みの物達全部、
部屋の中からきれいさっぱり掃除したら、
私がどこにもいなかった。
★☆★
彼の好みになる努力をして、
多分、両想いまでこぎつけたものの、
なんだかんだで破局して、
彼関連の物を売ったり捨てたりしてみれば、
元々の自分の好みの物は、その間、何も買ってなかった。
っていう感じかな。
☆★☆
次のお題は〖接客業〗
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます