異世界転生の世界線~国の真実その4~

 セキはヒナの後押しで、国王になることになった。

 借金だからけの飢饉で民衆が苦しんでいる。

 再生なんてとても無理な国だ。


 それでも、セキには勝算があった。

 まずは、セキの奇跡の力で大地を復活させる。

 人はそれを神と言うが、セキはあくまでも化物と苦笑する。

 それだけで、部外者が異世界人が一応は受け入れられた。


 それでも、よかった。

 セキはセキで、この国で世界でやっていこうと決心するのだった。


 しばらくは、俺の心も大丈夫だろう。

 セキもそう確信していたのだ。


 セキのやり直しの人生もここから始まるのだった。



異世界転生の世界線END4.赤き王にて

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