「おはようございます」


「おはよ~~」


「今日もお綺麗ですね」


「えへっ ありがと」


「ん? なんか調子悪そうだね?」


「いや、単に眠たいだけです」


「昨日は遅くまで勉強したのかな?」


「まあ、そんなところです」


「何の教科を勉強してたの?」


「保健です」


「ほ、ほけん?!」


「もしかしてからかってる?!」


「え? なんの事ですか?」


「明日の期末テストの範囲なんで」


「そ、そっかぁ……」


「激しく動揺してましたが大丈夫ですか?」


「い、いやぁ~~ なにもぉ?」


「あ、もしかして……」


「そ、そんなんじゃないよ?!」


「まだ何にも言ってませんよ……」


「きみって、やらしい!」


「————?」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る