第3話 告白された。
2022年7月17日:日曜.19:46.登録ID:@melon_sumi
どうしよう。ホントに昨日から身の回りが変だよ……。本当におかしいし急なんだけど、。昨日に引き続きで信じれてないんだけど、。今日、
告白されちゃった……。
正直まだ自分の中でも全然整理出来てない。だって、宏樹くんに告白されるなんて、好きな人から告白されるなんて夢にも思ってなくて。それも昨日まで好きな人からのデートの誘いだ! やった! ってはしゃいでた自分が次の日には恋人だなんて現実味が無さ過ぎて。なんかもう色々カオス……。
とりあえず思考の整理の為にも今日あったことを書くんだけど、結局あのデートの誘いはみんなで映画のオニオンを観に行こって話で、あきちゃんもくるし他にも3人くらい友達が来るらしいけどもちろんOKしたのね。
それでみんなでショッピングモールに集まって映画観た後、急にみんな揃って「今日はここから別行動するわ!」って散り散りになってどこかに行っちゃって。それで気づいたら宏樹くんと一緒になってて......。
せっかくだから勇気振り絞ってどこか誘おうと思って声かけようとしたら宏樹くんから「良かったら一緒にどこか回らない?」って言われて、その場に固まっちゃったよね。うん。
それでカフェに行ってパフェを食べて、その後は服屋さん周って。まだ時間あったから夜ご飯を食べに行って。それぞれの場所で普段話さないことたくさん話して、今日は色んな宏樹くん見れたし幸せだな〜カッコイイな〜って思ってたの。
そしたらいつの間にか帰る時間になってた。
それに気が付いたら急に寂しくなっちゃって、。でも二人とも駅の方に向かって歩き始めてて、もう帰る時間だから仕方ないって思った瞬間、宏樹くんが急に「あのさ!」って言ってきたの。
何かなって思って聞いたら、
「すみは今好きな人とか居ないの?」
って聞いてきて。
え、え、急にどういう展開?? あれれって思いながらも「居ないよ」って答えたら、
「あのさ、俺すみの事好きなんだ。」
って。
もうそれからはテンパっててあんまり覚えてない。とにかく感情がおかしくなってて、その勢いのまま私も何か言葉を返したの。それで気が付いたら目の前のひろくんから「あ、ありがとう! 今日からその、よ、よろしく。」ってめちゃくちゃ照れた顔で言われて。私ひろくんと付き合っちゃったんだ……ってなってそこから記憶がない。そしてそのまま知らないうちに家に帰ってきてて現在に至る感じ……。
で、今書いてみてて思うけど。ヤバい。色々とヤバい。本当にヤバい。え、だって、あのひろくんとって事でしょ……?? ホントに?? しかもひろくんと両想いだったってことで……え、私本当にもう数日で死んじゃう?? なんかもう人生の運使い過ぎてるというかなんかもうヤバいよ。(脳死)この日記もしかして本当に叶うんじゃ……。
と、とりあえず今日はもう寝よう。うん。もしかしたら全部夢ってこともあるかもだし。うん。もう頭も回ってないし。うん。今日はもう寝ます。おやすみなさい。
寝れる気がしない……。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます