第2部

4回目 こいつから情報聞き出すの難しくないですか!?

あれ、俺いつもみたいに死んでまた、戻ってきたんじゃないのか?

何か様子が変だ。


首の上にギロチンがあるのはいつも通りだがな(これをいつも通りと見るあたり俺大分やばくなってきてんな)


いつもみたいな観衆は?

ってかこのギロチン最新物ぽいぞ

(ギロチンの最新物ってどうゆうことかよく分からんが)


ってか街の様子が変だ、なんか違和感が、、

って車空飛んでる!?ってことはここは未来なのか?えっなんで未来で死刑方法ギロチンなんだよ!逆に一周回ってみたいな感じか?

いや、やっぱおかしいだろ未来でギロチンとか


そんなことを考えているおれに何かが近づいてくる


ウィーン。ガチャン。ウィーン。ガチャン。


いや、本当に何が近づいてきてんだよ!

どうしたら移動の時にそんな音出んだよ

お前モビルアーマでも着てんのかよ!?


一体どんな姿して、、


兵士「死刑番号356番担当ノロボット13型ダ。今日ハヨロシクナ」


「まさかのロボットかよ!」


そして、死刑のテンションじゃねぇだろそれ

「今日はよろしくな」はもっと軽い話題の時に言う言葉だよ死刑に軽々しく使ってんじゃねぇよ


兵士「ロボットカヨダッテ?オ前、面白イコト言ウナ、ワッハッハッハコリャ傑作ダナ

ヒッヒッフー」


「いや、ヒッヒッフーは違うだろ!笑い声じゃねぇからそれ」


兵士「ハ、ハハハ、、デ、コレノドコガ傑作ナンダ?ツマランゾ」


「いや、お前が言い出したんじゃねぇカァ」


兵士「記憶ニゴザイマセン」


「忘れたふりしてんじゃねぇぇ!ロボットなんだから覚えてるに決まってんだろ」


兵士「ロボットダカラ?ウワーオ前、ソウユウコト言ウンダ、ロボット差別トカ最低ダゾ、今ヤ世ノ中「男女ロボット共同参画社会基本法」ノ世ノ中ナノニ、オクレッテル」


「男女ロボット共同参画社会基本法!?」


未来大分歪んでた。そりゃ映画とかじゃ友達だったりしたよでもそんな法律までなってるとか、、


兵士「イマヤ、ロボット中心ト言ッテモ過言デハナイ世ノ中、イズレ人間ヲ奴隷ニオクヒモ、、近イダロウ、、クックック」


「友達超えてただの悪役じゃねぇか」


兵士「イヤ、ナンデモアリマセンヨ。ジョークデス。ジョーク」


うん、なんかロボットの口から紙が出てきた


えっとなになに「人類奴隷化計画〜今こそ反乱起こす時〜」



「ジョークじゃねぇだろ、なんだこの分厚い計画用紙、やる気満々だよなロボット達人間奴隷にする気満々だろ」


兵士「ナンノコトヤラ」


とりあえず、ここの人達ロボット達が反乱企ててますよ気をつけた方がいいですよ

さて、そろそろ情報集めるか


「まて、死刑されるのにも理由が欲しい」


兵士「理由ナドオ前ガ犯シタ罪「全国の幼女ナンパ罪」デ充分ダロウ」


「すいませんでした」


なんだろう、自分がやったわけでもないのに

すごい罪悪感だ、、


兵士「ナンカオ前ロボットモ知ラナカッタシ、詳シク教エテヤロウ」


さすがロボット色々察してくれる


兵士「マズココデハ、言葉ニヨル罪ノ罰モ重

イ。イマヤ言論モ兵器ト呼ンデ過言デハナイ

ソシテ、貴様ノナンパ行為ガトラウマニナリ

男ギライガ増エテシマッタノダ」


なるほど、未来では言葉にも責任が問われるようになったのか


兵士「最近デハ、ドコガノ国ガ叫ビ声一ツデ

消シ飛ンダト言ウ例モアル」


「それは本当の意味で兵器じゃねぇか!

なんで?

なんで大声一つで国一つ消し飛んでんの!?

言葉は心のナイフとは言えど直接攻撃とか頭おかしいだろ!」


兵士「マア、ソレハ我々ロボット反逆者チームガ秘密裏ニ開発シタ声カタマリンノセイ、、、ナンデモナイ」


「もう、誤魔化せねぇからもう、どうやったってお前らが計画進めてんのバレたから」


兵士「オ前モ一発ドウダ?」


「声カタマリン勧めてきてんじゃねぇよ、一応俺死刑囚だぞ!?」


兵士「マア本当ハコレ青酸カリダガナ」


「殺す気か!?」


兵士「イヤ、今カラ死刑スルツモリダガ?」


「そういや、そうだった!」


うーまだ情報が、、


「た、助けてくれ幼女をナンパしたのは悪気はなかったんだ」


兵士「イヤ、オ前裁判デ「幼女をナンパできたから本望殺してもらって構わない」トカ言ッテタロ?」


やべー俺が転生した相手重度の変態さんだよ


もし、これうまくここのがれられても

周囲からずっと冷めた目で見られるじゃない?


兵士「デハ、サラバダ、、人間ドモヨ」


「なぁ、最後何言った!?俺だけじゃなくて人類に向かって言ってないよなぁ!?

お前まさかこれから人類奴隷計画始める気じゃないだ______」


最新型のギロチンが俺の首を通り抜けた、、



ちなみに彼は気づかったようだがここはただの未来ではない魔法を使えた人類が生み出したロボットにより科学発展が進んだ未来の異世界なのである。まあ、正直気づいても気づかなくてもあんま変わらんがな(ナレーションオマケで登場する僕)

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