start03 . 裏ボス女帝、大森林に向かう
イリスとの出会いと情報や状況確認がある程度出来た所で再びイリスと話し合う。
「とりあえずは、ジュリアの大森林にある屋敷にいって挨拶でもしに....そう言えば私....
イリスを犯ってからここ数十年間、下界に言ってなかったのよね....」
「そういえば、エルシラ様が私と過ごしていたり、
私にこのスキルの使い方を教えて貰っていたので下界には言ってませんでしたね」
色々とやることがありそうなのよね。
こうなってくるとまず四天王達は私のことは全くと言っていいほど知らないのだから、
そこにノコノコといって挨拶でもしたら襲われるのは間違いないだろうけど、
イリスがいれば何とか穏便に運べるかしら?
イリスもこう見えて魔王と差し支えないほどに強いのだから、
なんて言っても今のイリスは魔王と同程度のLv80なのだから四天王と言えども10以上も差があると攻撃はしてこないだろう。
「ならこうしましょう!私とイリスで大森林の奥にあるダンジョンの所に行き
そこのダンジョンの主がいた場合は私が話し合いをする」
「その隙にイリスがスキルでダンジョンにある《アイギスの鏡》を回収もしくは
話し合いで済みそうならそれはそれでいいのだけど.... それは無理かなとは私は思ってるわ」
「たしかに、ダンジョンの魔物は理性がある者は、ほとんどいないですからね
あったとしてもそこまでの期待は持てないとおもいますがね」
ダンジョンに挑む元冒険者だったイリスが言うと説得力があるわね
「そうね、でもあそこの土地は魔王がいるから少なからず
何かしらの影響があると思うのよ」
「確かにそうですね、土地の影響で上位の魔物も生まれる可能性もありますから」
とりあえずの方針と話し合いは済んだわね、
あとはイリスに勇者パーティーがどこにいるのかを使い魔に調べさせれば問題なさそうね。
「ならイリスは今から勇者パーティーがどこにいるか使い魔に調べさせて、
情報が入り次第ダンジョンの近くまでイリスのスキルで向かいましょ」
「分かりました、では私は一先ず使い魔に連絡して行動に移りたいと思います。」
「えぇ、行ってらっしゃい」
そう言って私達は行動に移る
❈ ❈ ❈ ❈ ❈
調べ終え数時間が経過して私とイリスの準備が整い、
今の状況をイリスに説明してもらう
「今現在勇者パーティーは大森林近くにある街に滞在しているようです。」
「そうなのね、今の内にダンジョンのBOSS部屋に言って神具を回収して置いてもいいと思うのよね
私のスキルとイリスのスキルがあれば直ぐに最短で行けると思うのよ」
「確かにエルシラ様の千里眼と私の空間操作があればかなり効率よくいけそうですね」
「えぇ、私が知り得ることなら簡単な予知や場所さえも観ることができるから便利なのよ。
それからあとは少し勇者パーティーに接触しようかと思っているの、まぁ神具回収のお詫びみたいなものね」
お詫びとは言っているけど、実際のところは此方がメインなのよね
今の勇者の状況とその仲間達がどのような装備を身につけているのかも把握出来ればあの娘(聖女)の攻略にも繋がると思うのよね
「そういう事でしたら、今も離れてはおりますが使い魔を監視に付けておりますのでよろしいかと思います」
「そうなのね、イリス流石だわ」
「いえ、エルシラ様が望みそうなことをやったまでのことですので...」
こんな優秀な子を追い詰めるなんてその者達は愚かな事をしたと思わずには要られないわ
でもそのお陰で巡り会えたのだから今度その者達の事、イリスには辛いだろうけど聞いてみるのも良さそうね
それでイリスが望むなら報復でもなんでも手伝ってあげられるからね
「あちらの今の時間帯だと夕方頃ですね、
ダンジョンから離れる者達が今なら多く居るでしょう」
「そうねダンジョンに入る前に誰かと鉢合わせになったらこちらも困るわね
ひとまず、イリスはダンジョン手前の所に空間を拡げておいてくれるかしら?」
「はっ!畏まりました」
ひとまずは、行動次第で考えられる範囲の整理は出来たからあとは大森林にあるダンジョンに向かおうかしらね
そして、願わくばこの新たな
✣✣✣✣✣✣✣✣✣✣✣✣✣✣✣✣✣✣
ご愛読ありがとございます!!
楽しんでもらえたならいいね👍この作品オススメできると思ったら✨3点の程よろしくお願いしますm(_ _)m
次回の続きは、まだ未定ですが早くても2週間頃(?)になると思いますのでご了承くださいm(_ _)m
ちなみに次からが本格的に行動し始めます楽しみにしていてください( ¯꒳ ¯ )
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