祓い屋の俺は異世界で魔法剣士となって金髪碧眼美少女と旅をしながら無双する

19話 青鬼の討伐

　俺と清音は、昼までに一つ目をもう２０匹狩る。

　昼は村長が用意してくれた弁当を食べる。

　昼からは山の奥に入っていく。

　午前中、あれだけいた一つ目がいない。

　俺は清音に言う

　「午前中で一つ目を狩りつくしたかな。」

　「そうかもしれないわ。」

　「まだ、山の奥に行くところだよ。」

　「山の奥には強い化け物がいるから、弱い

　　化け物はふもとにいることになるわ。」

　「一つ目は追い立てられていたのか。」

　「そういうことよ。」

山の奥に入ると動物の骨がいたるところに落ちている。

　清音は俺にいう

　「青鬼の縄張りに入ったから気を付け

　　て。」

　「ああ、気を付けるよ。」

俺も骨にはなりたくない。

　しばらく進むと清音が刀を抜く。

　清音は何かに気づいたようだ。

　俺も刀を抜き、丹田に力を籠め、その力を刀に乗せる。

　清音は前方にある木を見る。

　俺も木を見ると木の枝に青鬼が登り寝ている。

　俺たちは静かに近づく。

　しかし、あと少しの所で青鬼は目を覚ます。

　青鬼は木から飛び降りると

　「ごああぁぁ」

と叫ぶ。

　すると足音が近づいてくる。

　もう２匹青鬼が姿を現す。

　清音は一番近い青鬼の後ろに回り込み足の腱を切る。

　青鬼は立っていられなくなる。

　俺は前に走り１匹の青鬼の気を引く、そして、力で刀の刀身を伸ばして横一閃にする。

　青鬼は２つに分かれて倒れる。

　残りの青鬼が清音を叩き潰そうと腕を振るう。

　清音は避けながら青鬼の左腕を切り落とす。

　俺が後ろから切りかかり、右腕を切り落とす。

　清音は青鬼の首をはねる。

　俺は足の腱を切られうずくまっている青鬼の首を刀の刀身を伸ばしてはねる。

　清音は俺に言う

　「少し早いけど山を降りましょ。」

俺も３匹の青鬼を狩ることができたので賛成する。

　俺たちは村に戻ると村長の家に行く。

　村長は俺たちを出迎え

　「どうでしたか。」

と聞く、清音が今日の成果を言う

　「青鬼を３匹と一つ目を４２匹狩りまし

　　た。」

　「そんなに狩ってくれたのですか、ありが

　　とうございます。」

村長は驚くとともに礼を言う

　「明日、狩り残しがないか山を調べま

　　す。」

清音が明日の予定を言う。

　俺と清音は村長の家へ招かれる。

　家に上がるとすぐに夕食が用意される。

　夕食を済ませると風呂を勧められる。

　清音は今回も俺と一緒に風呂に入る。

　彼女は俺の背中を洗ってくれる。

　俺はお返しに清音の背中を洗う。

　白くて小さな背中である。

　清音との風呂は慣れてきているが俺にとっては1日の疲れを癒すご褒美である。

　村長は俺たちの布団を同じ部屋に敷いてくれる。

　俺は清音に聞く

　「一緒に男女が風呂に入ることは普通

　　なの。」

　「内緒よ。」

清音は口に人差し指をあてて、答えてくれない、だが、かわいいから良しとする。