4話 一緒に水浴び
俺と清音は町に行くことにする。
まず俺の服が目立つそうだ。
そして、町にはよろず仕事
ちょうど、ゲームでギルドに行きクエストを受けるようなものかもしれない。
さらにこの国が
ちょうど江戸時代の鎖国のようなものかもしれない。
旅をしながら清音と話し少しずつ分かってくるが、彼女が仮面を四六時中かぶっているのが残念だ。
俺は2人きりの時は仮面を外してほしいと思う。
途中、川に通りかかる、清音は水浴びがしたいというので、道を外れて上流へ行く。
適当なところに着くと彼女は仮面を外す。
俺は久しぶりの金髪碧眼美少女に感激する。
彼女はそのまま着物も脱ぎだす。
俺は慌てて彼女を止める。
清音は
「なぜ止める。」
「男の前だぞ。」
「そうだな。」
「恥ずかしくないのか。」
「どうしてだ、つなは私の容姿を嫌って
いないのだろ。」
「気に入っているよ。」
「なら問題ない。」
彼女は全裸になり水浴びを始める。
俺は彼女の白い肌を見てすごくきれいだと思うとともに恥ずかしくなり、彼女を見ないようにする。
すると清音は
「つなも水浴びしないのか、気持ちいい
ぞ。」
と声をかけてくる。
俺の心はスケベ心に負けて、一緒に水浴びをすることを選ぶ。
美少女との水浴びは天国である。
町に行く途中で夜になる、俺たちは、森で俺が拾い集めた缶詰で夕食を取る。
清音はこんなうまいものはめったに食べられないと感動する。
そして、道に生えている手ごろな木の下に陣を張り、木の上で眠りにつく。
清音は俺に言う
「つなの陣は便利だな、これで安心して
眠ることができる。」
「これまでどうしていたんだ。」
「木の上で休むが熟睡はできない。」
「そうなんだ。」
「いつ化け物に襲われるかわからない
からな。」
「ならよかった。」
俺の技はこの世界でも通用するらしい。
夜中、大きな牙を生やした大きな犬のような生き物が3匹、木の周りをうろついていたがしばらくして立ち去った。
俺は、朝になると清音に昨夜の生き物について聞く
「それ、大牙よ、群れで襲ってくるから
厄介な相手よ。」
「そうなんだ。」
「3匹は
「するともっと数がいたんだね。」
「20匹はいたと思うわ。」
昨夜は結構危なかったことになる
「今日中に町に入った方が良さそうね。」
清音もそう思ったのか旅路を急ぐことになる。
そして、昼過ぎ、俺と清音は町の門に着く。
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