ハジケバトルの神髄~ギャグ漫画の理不尽vsシリアスな理不尽~

カオス同盟

第1話 反逆ののろし

リッツ「~~♪」


私の名前はリッツ。家業も休みなのでのんびりと買い物に出かけています。

服を買いに行って買い食いしながらぶらぶらしてようかな~・・・。

って考えていると車が通りかかったので少し避けたんですけど何やら車が寄ってきている・・・?


私の少し前に止まるとドアが開き、

男性「おとなしくしていろ!」

そういって私に迫って来るではありませんか!?


リッツ「な、むぐ!?」

あっという間に口を塞がれ車に連れていかれていく!?

リッツ(やだ!この人たち誘拐犯!?誰か助けて・・・!)


するとすごい風が突然吹いてくるだろう。

男性「おおおおぉ!!?」

上司「なんだなんだ!?」

3人が上を向くとマッチョがヘリコプターの要領で空を飛びこちらに飛んでくる。

リッツ「んんんんんんんんんーーーー!!!??」

男性「なんだありゃ!?」

3人がどよめいていると車のバンパーに着地する。

べこり車のバンパーが凹み、すごい音が鳴ったけど・・・。

それより今の人は何で空飛んでいるの!!?

マッチョ「間に合ったな・・・。」

変な人が来たーーーー!!!


男性「てめー!何しやがんだ!壊れたらどうすんだ!」

男性は車を傷つけられたことに腹を立てているが

マッチョ「すみません。これ、よかったら・・・ヒョウです。」

どこからかヒョウを呼び出し、ヒョウがグルルと唸っている。

男性「あ・・あ・・?」と突然現れたヒョウに驚き私をとらえる手を放す

そのすきに私は脱出をしたが

気づいたらヒョウが大口を開けて男性をぱくりと頭から食べるだろう。

リッツ「食べたー!?」

あまりの状況に私は思わずツッコミを入れざるを得なかった。


上司「てめー!展示館の誘拐を邪魔するのか!上等だ!」

そういうと銃を懐から持ち出し、マッチョに向けるだろう。

マッチョ「地獄からの死者が来ているぞ?」そういうと後ろを指さす。

上司「なんだと?ハッタリだろ?」そういって後ろを振り向くと、


骸骨「ようこそおいでませ。地獄の入口へ~~・・・・」そういってリアルで不気味な骸骨が上司を覆いかぶさる。

リッツ「きゃあああ!骸骨が出てきたーーーーー!」

上司「うああああああ!!!なんだこの化け物ーーーー!!」すぐさま振り向き銃を撃つが密着されて上手く当てることができない。

骸骨「ねえ、あんた・・・あたし一人置いてけぼりはヤダ・・・一緒に行こう?」

いつの間にか口紅を塗って妻をアピールする骸骨。

上司「寄るな!来るな!」といいつつ弾切れになっている銃の引き金をしつこく引くだろう。

マッチョ「来世はいつまでもお幸せに!」

そう言いながらガッチリと上司を掴みスープレックスをかます。もちろん、しがみついている骸骨もろとも。

上司「ぐはっ!!」血反吐を吐きながらその場で倒れる。

骸骨はガシャーンと音を立てながらバラバラになるがすぐに自ら組み立て始めるだろう。


マッチョ「大丈夫か?」

骸骨「怪我はない?」誘拐犯二人との戦闘を終えた二人は私に話しかける。

リッツ「あ、ありがとう・・・でも成仏してください!南無妙法蓮華経!」

骸骨「ぎゃああああ!!」

助けてくれたとはいえ、どう見ても悪霊みたいなので念仏を唱え始める。

骸骨は苦しそうに硬そうな骨を波打たせながらまるでギャグ描写のように成仏しそうになっている。

マッチョ「落ち着け。あいつは味方・・・」

そういってマッチョはリッツの肩を置こうとするが肩がするりと抜けてしまう。

気づけば体も透けているように見えるだろう。

リッツ「如来神力品。第二十一爾時千世界・・・・え?」

マッチョが止めるのを聞いて念仏を唱えるのを止める。

マッチョ「お主、もしかして幽霊か?」

リッツ「え?はい・・・。厳密には違いますが・・・。」

骸骨も念仏が止まって息を吹き返し、膝をついている。


リッツ「私はリッツ。巫女のリッツと言います。」

そういって助けてくださったマッチョと骸骨に自己紹介をする。

マッチョ「うむ。拙はンンーンという。」

リッツ「ンンーン!?どんな名前なの!?」

余りの奇天烈な名前につい突っ込んでしまった。

ンンーン「そんな褒められても何も出ないぞ?」

照れながら懐中電灯を渡される。

リッツは無言でやるせなさそうにその懐中電灯を数秒見つめるだろう。


骸骨「俺様の名前はスケルス!まん丸のスケルスっていうんだ!」

こちらの骸骨は先程成仏させられかけたというのに人懐っこく握手をする。

リッツ「さっきはごめんなさい・・・。」

しょんぼりしながら握手に応じるとぶんぶんと腕を振られてスケルスは嬉しそうにしている。

スケルス「気にしないで!あんなに驚いて怖がられるの好きだから!」

いい笑顔でそんな趣味が悪いことを言われても・・・・。

スケルス「人生には驚きが必要だよ。予想できる事だけじゃあつまらないでしょ?もっと人生楽しく生きなきゃ!」

いい笑顔でスケルスは言っている。


リッツ「ところで二人はこのあとどうするの?」

ンンーン「当然帝国の展示館をぶち壊しに行くつもりだ。」

リッツ「えぇ!?そんな危険だよ!?」

ンンーン「大丈夫。秘策がある。」

リッツ「秘策?」

心配だと思いながら二人を見る。


リッツ「・・・ねぇ?私もついて行っていいかな?」

ンンーン「なぜだ?お主も危険だろう?」

リッツ「それはそうだけどどっちにしても私も帝国に狙われているから二人の近くにいた方が安全だって思っただけ。足は引っ張らないから。」

スケルス「でも心配だよねぇ・・・。」心配そうにリッツを見ながらンンーンを見る。

リッツ「私、自衛できます!念仏さえ唱えれば!ほら!南無妙法蓮華経!」

念仏を唱えると徐々に体が透けていく。その横でリッツと同じように透けるスケルス。

ンンーン「うおぉ!?」

スケルスに驚き、目玉を飛び出してンンーンが反応するだろう。

スケルス「でもこの状態なら確かに攻撃当たらないよ!」

そういって念仏を唱えているリッツに拳を当てようとして当たらないことをケタケタと楽しんでいるだろう。

そりゃ透けていたら誰にも攻撃当たらないよね・・・。

ンンーン「おお、本当だ!」

ンンーンはスケルスに麺を腕から鞭のように操り攻撃しようとしている。

なぜ麺・・・・?」


リッツ「私も成仏しかけるのが玉に傷ですが・・・。これなら二人の邪魔にならないので連れて行ってください!お願いします!」

そう言って土下座をしてまで頼み込むだろう。

スケルス「ここまで言っているんだったらいいんじゃない?」

スケルスもリッツの肩を持つだろう。

ンンーン「仕方ない・・・。ついてこい。」そういって潜入の支度をするだろう。


ーーーー


第3支部 支部長 ショウシ

ショウシ「遅い・・・。依頼してもう半日だぞ?逃げたか?こうなったら暗殺部隊に始末を用意するか・・・?」

鎧を着て玉座に座っている青年。やたらとアクセサリーを付けて不機嫌そうにしている。

コンコンと4回ノック音がするだろう。

ショウシ「入れ。」

ンンーン「宅配便でーす。」

宅配便の制服を着てニコニコ顔のンンーン。

その横でげんなりとしたツッコミたそうなリッツも制服を着て横に立っているだろう。

ショウシ「ご苦労。サインでいいか?」

ンンーン「はい!かまいません!」

ショウシはニコニコとしながら

ショウシ「どれが届いたかなー」と段ボールの箱を開けるだろう。

そこにはバラバラになったスケルスの姿があった。

ショウシ「うわあああああ!?」

そういってショウシは振り返ると

リッツ「なんで宅配便ってだけでみんな騙されるんだよ!?」

今まで抑えていたツッコミをする。


ショウシ「お前ら!?誰だ!」

すぐに握りこぶしを握って戦闘態勢に入りながら聞く。

ンンーン「俺の名はンンーン!貴様ら帝国の犬を滅ぼす男の名前だ。」

ショウシ「笑止!われらを滅ぼすとはなんという身の程知らず!ただの少女とプロレスラーの二人で何ができる?!」

スケルス「二人じゃないよー。」カタカタと音を立てながらスケルスが元の骸骨の姿に戻っていく。

ショウシ「わああああ!?骸骨が動いた!?」

目玉を飛び出してスケルスに驚くだろう。


スケルス「いやー、満足満足。」そう言いながらンンーンとリッツのもとに行く。

リッツ「そこまで行ったんなら攻撃してきてよ・・・。」

ンンーン「気にしたら負けだぞ。」

ンンーンは慣れたような感じでいうだろう。

ンンーン「リッツは安全なところに下がってろ。あとは拙達がやる。」

そういってわたしを気遣ってくれる。もちろん私は安全なところに行くだろう。


ンンーン「覚悟はいいか?下種野郎。」コキッコキッと指を鳴らす。

スケルス「降伏するなら今のうち・・・あぁ!」ンンーンのまねで指を鳴らすと指の骨が零れ落ちる。

その様子をショウシが見ていて一気に気持ちが萎えているだろう。

ショウシ「まぁ、こんなのでも本気を出すか・・・。」そういうと腕を高く上げ、

ショウシ「ガラス一式!グラスシャワー!」

技名を叫ぶと天井の高さにぎっしりとグラスが敷き詰められているのが見えるだろう。

しばらくするとグラスがンンーンとスケルスに降りかかる。


ンンーン「いいシャワーだな」

そういうとシャンプーで頭を洗い始める。

リッツ「お湯じゃなくてガラスだよ!?」

それで頭洗えるの?と追加でツッコミを入れる。

スケルス「あっめあっめ降れふれー♪」

いつの間にかかっぱを着こんで雨を楽しむ子供のようにはしゃぐ

リッツ「雨じゃないよ!?グラスだよ?!」

二人の足元に割れたグラスの破片が散らばるだろう。


ショウシ「はっはー!お前らがふざけている間に動けなくしてやったぞ!割れたグラスがまきびしの役割を果たす!さぁ!どうする?」

ショウシは満足して挑発するだろう。

ンンーン「問題ねぇ!」

そういうとスケルスの頭をもぎ取りショウシに向けて投げつける。

スケルス「うわーい♪」

まるで子供が遊んでもらっているような無邪気な声をあげながら頭がショウシに向かって投げられる。

ショウシ「ぎゃ!」

ガン!と鈍い音を立ててよろける。


ショウシ「よくもやったな・・・!」そういってスケルスを見ると

パカ

頭蓋骨が横に割れて中から4つの人魂がエアーガンをもってショウシを狙う。


ヘッドショット!!


人魂たちがエアーガンを連射する。ショウシに向かってBB弾が放たれ、ショウシは怯む。

ショウシ「うぉ!?うっとおしい!」

痛さもあるがうっとおしさが勝るようでBB弾を振り払おうとあがいている。


ショウシ「だがガラスの破片でさほど動けまい!」

ヘッドショットさえ乗り越えればいいとンンーンの方を見ると、

ンンーン「わーい♪氷割るの楽しいなー♪」

まるで冬に氷を割る小学生のようにガラスを割るのを楽しんでいるだろう。

スケルスの胴体も一緒に割るのを楽しんでいるのが見える。

ショウシ「なんだと!?バカなのか!?」

氷とガラスを間違えて踏むのを楽しんでいる二人を見てツッコミを入れるだろう。


ショウシ「ならこれはどうだ?ガラス一式ビー玉弾!」

ビー玉を指ではじき二人に飛ばす。

ンンーン「なんの!植木鉢に入れてくれるわ!」

唐突に出た植木鉢を構えるが、

ンンーン「ぎゃあああ!!」

植木鉢が小さいのと植木鉢にも穴が開いているのできれいに通ったビー玉に狙撃される。

リッツ「ダメじゃん!」

スケルス「そうだよー。このくらいスカスカにならないと。」

スケルスにビー玉を当てるのは難しいらしく骨と骨の間をビー玉が通り過ぎるだろう。


ショウシ「はっはー!どうするんだ?」

攻撃を効くことをいいことにビー玉を発射し続ける。

ンンーン「ならばこれでどうだ!」

そういってお玉を出す。

リッツ「無理だよ!」

明らかに小さく、それなら他の武器で防いだ方がよさそうな見るからに選択ミスなお玉に突っ込む。

ンンーン「うおおおお!!」

お玉を巧みに使い、ビー玉を反射し受け流すだろう。

リッツ「すごーい!全部はじき返した!」

ビー玉が床に転がり力をなくしたように止まる。


ショウシ「くそ・・・!さっきからふざけたことばかりしやがって・・・!舐めプのつもりか?」

ギリリと歯ぎしりをしていら立ちを見せる。

ンンーン「このくらいか?対したことないな。」

ビチビチと活きた鯛を持ちながら言う。


ショウシ「こうなったらガラス三式!ガラスコーティング!」

するとンンーンとスケルスの首から下にガラスが覆われる。

ンンーン「なんだこれは!?」

突然動けなくなったンンーンは驚きの声を上げる。

スケルス「やだ!俺様律儀に骨一本一本にガラスで覆われちゃった!?」

リッツ「二人とも!?」

リッツは心配そうな声を上げる。


ショウシ「俺のこの技を使ったらもう終わりだ。展示物にも使われている拘束技だ。完全に体を覆いつくすから動けやしない。」

クククと気味悪く笑いながらンンーンとスケルスを見る。

ンンーン「いや、そうでもないぞ?ガラスならヒビを入れれば割れる!」

ショウシ「ほぅ?ならばやって見せろ!そんな状態でなぁ!」

高笑いしながらンンーンに挑発する。

ンンーン「奥義!日々の思い出!」

ンンーンの周りにふわふわした枠が出されるだろう。

少年時代の家族と遊んだ日々

友人と遊んだ日々

暖かい食卓を囲んで和気あいあいと話す日々

師匠との修行の日々・・・。

リッツ「そっちの日々なの!?」

リッツがツッコミを入れるとンンーンから出た日々がガラスの中に吸収される。

するとビキビキとすごいスピードでガラスにヒビが入る。

リッツ「滅茶苦茶ヒビが入っているーーー!!?」


ついに全体くまなくヒビが入ると

ンンーン「うおおおおおぉぉぉぉぉぉ!!」

ガラスがはじけ飛び、ンンーンの拘束が解ける!

ショウシ「なんだと!?こんな訳わからん方法で俺の技を破った!?」

ショウシはあまりばかばかしい出来事に本気で驚いている。

リッツ「じゃあスケルスは!?」そういってスケルスの方を見ると


スケルスの周りはなぜか洋館になっており、槍を持った甲冑の隣に飾り付けられている。

リッツ「飾られているー!?」

そういって雰囲気自体が変わっていることに驚きつつもガラスで飾られていることに不満はなさそうにしていることに驚いている。

リッツ(いかにもすぐに動きそう・・・。)

そういってスケルスを見ている。

ショウシ「あいつは無視してさっさとけりを付けようぜ。」

そういってンンーンの方に振り替えると、


ガシャーン!!

スケルスが倒れて思い切り砕け散るだろう。

ショウシ「なんだ?」あまりの出来事に振り替えると

ガラスの破片とスケルスの骨があたり一面に広がり、コロコロと頭蓋骨が転がる。


ンンーン「おぉ!これは!妖刀じゃないか!」スケルスの肋骨から出てきた刀をひろい

ンンーン「これを使って黒幕を倒せと・・・!かたじけない!この刀を借りるぞ!」

そういって扉に向かって走るだろう。

ンンーン(待ってろ・・・!仇はとってやるからな!)

ンンーンはドアを蹴破ると

ンンーン「みんなの仇ぃぃぃぃぃぃい!!」

ショウシ「はっはっはー!こいつに勝てるもんなら勝ってみろ!」

そういってショウシの後ろにはスケルスが上半身だけ姿を現し、巨大化している。

リッツ「あれー!?スケルスさっき倒れたじゃん!というか敵までなんでノリノリなの!?」


2分後ーーーー

スケルス以外が血を流して倒れている。

リッツ「しかも負けてる!」

   「開発者も制御できてないし!」と小声で追加でツッコミを入れるだろう@

スケルス「我に勝とうなどとは100年早いわ!」おほほと上品に笑いながらゲームオーバーの選出やBGMが鳴る。

リッツ「いや!なんでだよ!」

スケルスの演出にツッコミが入るだろう。


ンンーン「さて、お前の奥義は見破った。観念するがよい。」

リッツ(あれで破ったんだ・・・。)

ショウシ「くそ・・・!もったいないが最大奥義を使わざるを得ない!」

するとショウシが雄たけびを上げると

ショウシ「ガラス最大奥義!ヴィトラフィケイシャン!」

するとンンーンもスケルスも徐々に体がガラスになっていくだろう。

ンンーン「うぉぉぉ!??」

スケルス「オレサマたちがガラスになっている!?」

徐々に足から腰、指までガラス化が始まり、動けなくなる。

ショウシ「お前らも展示館にふさわしい肉体と生物だがおとなしく展示されないみたいだからな!

     もったいないがガラスとなって死ね!」

そういって二人のガラス化が進むだろう。

リッツ「二人とも!!いやあああああ!!」

リッツが渾身の悲鳴を上げると


ンンーン「なに?」

ンンーンとスケルスはカラスになっていた。

リッツ「私の叫びを返して!?」

    くっだらない!とリッツは吐き捨てている。

ショウシ「な・・・俺の最大奥義がくだらないギャグで台無しにされただと・・・?」

戸惑いを見せるショウシに

ンンーン「貴様には3つの償いがある。」

カラスから戻ったンンーン、パキ・・パキ・・・と指と小さく砕かれたガラスの破片を踏み割る音を鳴らす。


ンンーン「一つ!何も罪のない国民をとらえ展示したこと!」

ガツンと一発右ストレートが入る。

ンンーン「二つ!善良な少女を誘拐したこと!」

反対側にきれいに左ストレートを入れる。

ンンーン「最後に!ここを清掃するカブの絵馬男の手間を増やしたことだ!

     ヌードル二式!流しそうめんの濁流!」

ンンーンの腕から大量の茹でられたそうめんがショウシに流れてくる。

ショウシ「うぉぉぉぉぉ!?」そのまま部屋中にそうめんが流れ、ショウシは自分でまき散らしたガラスで無駄に体中に傷を負うだろう。

ショウシ「まだだ!まだ・・・!」そういって体制を無理やり立て直している最中に

ンンーン「いつまでもお前らの天下が来ると思うな!なぜなら!毎日のように赤ん坊が生まれるからなーーーー!!」

そういってベビー服を着たンンーンがガラガラで頭を思いっきり叩きつける!

ショウシ「ガハッ!!」血反吐を吐き

ショウシ(い、意味が分からん・・・)そういって抵抗虚しくそうめんの渦の中に飲み込まれる。


ショウシが倒れるのを確認後ンンーンが出したそうめんがふっと消えてそうめんの濁流に巻き込まれていない中央以外のガラスが比較的隅に流されているだろう。

リッツ(つ、強い…!この人、あんな無茶苦茶な技を打たれて勝った・・・!)

ンンーンの強さに驚いている横でガラスが隅に行っているのに満足して炭になるンンーンとスケルス。


ンンーン「さて、こいつを倒したことでガラスの力は消えただろう。スケルス、リッツ。助けるのを手伝うぞ。」

そういってンンーンは展示館に向かう。

リッツ「あ、うん!分かった!」後ろから声をかけ、追いかけるように駆け寄る。

スケルス「あいあいさ~♪」スケルスも真面目にンンーンの後を追う。

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