滾る

この話は未登場キャラの視点で書かせてもらいます。


はははははははっははははっはははっはははっははははっははははっはははっははは。

滾る滾る滾る滾る滾る滾る滾る滾る滾る滾る滾る滾る滾る滾る滾る滾る滾る滾る滾る滾る滾る滾る滾る滾る滾る滾る滾る滾る滾る滾る滾る滾る滾る滾る滾る滾る滾る滾る滾る滾る滾る滾る滾る滾る滾る滾る滾る滾る滾る滾る滾る滾る滾る滾る。


1人のスーパーエース級のピッチャーはとある記事を見て燃え上がっていた。

彼のライバルである星輝を擁する広陵が甲子園に出場を決めたのを見たからだ。

ライバルの活躍を見た彼は翌日決勝で完全試合を達成してチームの甲子園進出を決める。

そのチームの名前は中京大中京。

名門中の名門だ。

だが決勝で完全試合など誰が想像できただろうか。

最速166キロのストレートを主軸にスライダー、カーブを支えに使う史上最強の速球派は普段より更に躍進した。


彼はただ楽しみなだけである。

唯一自分からヒットを放って天才バッター星輝と対戦することが。

全中でお互い3年の時に初めて対戦し結果は輝を短打一本に抑えるピッチングを見せた。

それ以来お互いライバルとして意識してきた。

早く早く、より早く戦いたい。

ああ待ち遠しい。

絶対に勝つ。

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