第2話
詩は、林間学校が終わった翌日、詩の母親は学校に呼び出され、詩は、両親や教師、校長から注意を受けた。
何者かに取り憑かれ、体が勝手に動いた事を両親や教師に話したが、誰も詩の言う事を信じなかった。
それ以来、同級生達の半分は詩から距離を置き、もう半分は男子生徒で嫌な思いをした生徒だったため、
「あー!スカッとした!」
「ありがとう」
などと言われた。
それからも詩は再び謎の声を聞いた後、体が勝手に動いて暴力だけでなく自分でも考えられない行動を取るようになってしまった。
それが詩の悩みの種になったが、詩を悩ませていた声の正体を知る事になったのは、林間学校から1ヶ月が経った頃だった。
それは意外な展開だった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます