姉と妹の平和な日常交換日記

カッッッッッケーーーーーーッッ！！！！！〜姉の部活編〜

姉が所属しているソフトテニス部にて起こった、出来事。についての日記。

20○○年/6月2日ーーー姉より

姉、ふと初めての試合を思い出した。あの時は不安で不安で仕方がなかった。なんせソフトテニス部に所属している人数が少なかったから、先輩とペアを組んだんだよ。しかも引退試合ときた。それに団体戦。これは震えられずにはいられないだろ。前の試合が終わり、次が姉の出番って時に姉は不安そうに震えながらコートを眺めていた。その時。ふわっと風が吹いた。先輩が私と、後ろのフェンスの間を通ったのだ。

......ボソボソッ。

その通りがかった一瞬の間に先輩の手は私の頭の上を２回優しくポンポンって。

そして照れながらボソボソと、

落ち着いて頑張れ。姉なら、大丈夫。

と。

カッッッッッケーーーーーーッッ！！！！！

これが惚れずにはいられようか？いや、無理だろう。10000パーセント、無理だろう。何度も言うが、絶対に無理だろう。

姉が恋に落ちたあの日。

あの日から半年たった今、私の隣にはあの時のかっこいい先輩がいる。実は姉、彼氏います。

え？おい、姉彼氏いたのかよ！？

ってなった、妹でした。