アンデッドの魅力を好き勝手にぶちまけてみる(異論は認める)
スズヤ ケイ
第1話 諸君。私はアンデッドが大好きだ。
先日、アンデッドオンリー自主企画を立ててみたんですよ。
残り日数半分ほどの時点で、13名集まって頂けました。
数字的には大変縁起がよろしいのですが、いかんせん、少なすぎると思うのです!
私はアンデッドが大好きです。
主人公がアンデッドだとテンション爆上がりするほどに。
私がラノベを知る切っ掛けとなった著名作品「オーバーロード」の主人公も、リッチという魔導士系のアンデッドモンスターですよね。
ここでアインズ様がフツーにイケメンなヒューマンアバターを使っていたら、私はその時点でそっ閉じしていた事でしょう。
オーバーロードは、主人公及び使役する部下達のほとんどがアンデッドかモンスターで統一されています。そしてその強さと残虐性をもって人間どもに恐怖を与えていくシーンが最高にクールなのだと、私は思っています。
これが全部、超強いけど普通の人間に置き換わったらどうでしょう。
興醒めですよね。
アンデッドはおぞましく、強いからこそ光るのです。
なんだか世間ではアンデッド=雑魚扱いされてるような風潮を感じますが、それはそう書かれているだけに過ぎません。
アンデッドの深淵を知れば、決して侮る事などできませんよ。
まずは最弱と言われるゾンビで例えますが、性能はピンキリです。
うーうー言いながらのろまな奴とか、普通に人間並みの動きをするやつまで。
作者の匙加減一つで決まるのが魅力と言いましょうか。
私の場合は、並の剣士が普通の剣で斬りかかった場合、骨に食い込み、腐肉が絡み付いて、引き抜くのも一苦労なレベルに設定します。
それでいて動作は普通の人間と変わらない程度なので、もがいてる間に噛まれるか引っかかれるかして、剣士~アウト~ですね。
代わりにこん棒なんかでぐしゃりとやれば、割と簡単に致命傷を与えられるようバランスを取ります。あと火や聖水、聖なる光なんかも有効。
私はレベルで強さを表すのが嫌いなのですが、敢えて言うなら、これくらいの設定でレベル3くらいでしょうか?
レベル1の新人冒険者が、しっかりと準備をして退治に向かうのは難しい、と感じます。財政的に。
バランスのよい4人PTで囲んで、一体倒せれば御の字、というところでしょう。
群れ相手なんか無理無理。
バイオだって一体に捕まったら次々乗っかって来てアウトでしょう?
しかもすでに死んでるので、恐怖心が無い点が無敵すぎる。
こっちは一撃喰らえば破傷風などのリスクがあるのに、向こうはお構いなしに突っ込んできます。
これでも雑魚と呼べますか?
断じて否である! アンデッドは恐怖の代弁者なのだ!
……なんだか長くなりそうなので、今回はゾンビ編ということで終わりにしておきますね。
それでは次回がありましたら、またお会いしましょう。
お楽しみに!
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