第2話

ガタガタガタ!!!


何の音だよこれ…

俺はガチャでただですらストレスがたまってるのに更にストレスをためさせようと…


ウワーッ!この音ガチャから鳴ってるぅーっ!

ど、どうすれば止められる!?


…とりあえずガチャで消音系の景品来い!

って…あら?音消えた?


「あ〜」


うん、普通に音は出るな

つまりこれはガチャの景品による効果ではないと


ってかガチャの揺れも止まってるな

…ってことはこれガチャを定期的に引かないと音で自分の存在をアピールするのか…


き、危険物…

こんなもの破壊するのが正解なんだろうけど…


これ破壊できるのか…?


いや、とりあえずガチャの景品…

ってかUSBはとりあえず持ち帰ろう


でもこの世界でUSBとか使えなくね?


☆☆☆ 機神の聖書


なーんかレアリティ表記違くねぇ!?

そんで機神て…いくらなんでも怪しすぎるだろ…


ってかいくら機械の神でもUSBを聖書は無理があるくない?


とりあえず検証は家でするか

…もしかたら便利系とか持ってるだけなら被害は無いかもしれないからな!


ーーー


そんで、家に持ち帰り、USBを弄っていると…

USBの端子が俺の身体に刺さった


そんでそのまま俺の身体の中に潜って行った

…どうすんだよこれ!?


しかも身体に機神の聖書が入って行ってから目の前に謎の表示が消えねぇし!


この…なんかダウンロードするときのバーが目の前にずーっと出てんだよ!


これどうす…あ、バーが満タンになっ…


「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!?!?!?」


なんか魔術が頭に直接送られてくるぅぅぅ!!!


誰かァァァァァァ!!!

とりあえずこの感覚を終わらせてくれぇ!!!


ーーー


ふぅ…とりあえず分かったこととしては俺は機神の機甲魔術―機神を神とした神聖魔術的なもの―を習得した


ただ何故か鮫関連の機甲魔術があるのはなに…?

まぁ、それ以外はあらゆる言語を通訳できる魔術や電撃や蒸気による攻撃魔術などだった


やっぱり鮫魔術浮いてない…?

機神の機甲魔術なのに鮫なのはやっぱおかしいよ…


だがそれ以外は結構現実的な便利魔術だし…

あとは解析は凄かったな、どんな物でも時間さえかければ解析できる超魔術


でも車召喚とか家電召喚とかあるから意外と戦い以外にも使える……というかそっちがメインっぽい


機神の聖書は便利系の景品だった…?

治療系の魔術もあるし、機甲魔術は普通の魔術と比べて消費魔力が少ない魔術だからずっと使える


家電でも売ろうかな……

ガチャの隠蔽にもやっぱり金は必要だしな……


……まぁ、目をつけられたら不味いからやらないけどな!!!


ガチャが漏洩しなくても最悪俺が奴隷になるのは不味いからなぁ……

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る