#6




before




「や、やあやあ、ガンマ君!なっ……!?開口一番それは言葉が過ぎるんじゃないかな!?あ、アレは相手が悪かったのさ!そもそもの話、ボクは後衛の魔術師なわけだよ?それが1人で敵に晒されて居ては充分な実力を発揮出来ないのは当然の事じゃないかな?そうだよ。初めからキミが前衛として敵の注意を惹き付けていれば、あんな事にはならなかったはずだ!なんだよ……うぅ……そもそも、キミ一人でどうとでもなっていたじゃないか……初めからボクなんて必要なかったじゃないか……うぐっ……ぐすっ……な、泣いてなんかないからね!なんでボクが泣く必要があるんだい!まったく勘違いも甚だしいね!だいたいアレもこれもキミが悪いんじゃないのかい?ボク1人にやらせてキミはなんか見てるだけだったし!五月蝿いっ!知らないっ!覚えてないっ!今度はボクに攻撃が来ないようにしっかり守ってくれよ!わかったね?わかったなら行くよ!ほら、今度こそボクの本当の実力を見せてあげよう!」




after




「ひぅっ……!ごめんなさいっごめんなさいっ!もう誤射しないからっ!まとめて吹き飛ばしたりしないからっ……!もう許してっ!いじわるしないでっ!なんでもいうことききますから!はひっ!なんでもしますっ!ぜんぶいうとおりにしますからッ!」



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