登園拒否

叙述トリック大好きギャル…満74歳現役女

ガソリンスタンド

『このチラシを持っていくと15%値引きします。ただし午前9時から先着50車まで』

 チラシ、免許証、財布…OK、急ごう。ぼくはすぐにそのガソリンスタンドへ向かった。スタンドにはすでに給油待ちの車列ができ、公道まで渋滞していた。しかしぼくは諦めず、車列に並んだ。幸運にも、ぼくの順番になった。


「レギュラー満タンでお願いします、はいチラシ…」

 そこで初めて気づいた。


「しまった、自転車で来ちゃった」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る