寿命縮みまくる話
うちの学校は今週は文化祭ウィーク。
二学期開始早々に文化祭。
夏休み明けの寝ぼけた頭を覚ますのにいい刺激になると思います。
まあ文化祭ウィークは授業もないし?
なので今日はずーっと文化祭準備でした。
しかし私は(わりかし忙しめの)文化部に所属してる関係上、
部活の部長からは、
「文化祭のステージ発表の練習するから、クラスの準備より部活優先して」
クラスの企画委員の子からは、
「部活忙しい人もいるかもだけど、クラス準備必ず全員参加で」
と言われ、絵に描いたような板挟み状態。
結果、部室と教室を行ったり来たりしながらなんとかどちらの準備も終えることができました。
ふぅ、忙しかったぜぇ。
放課後、クラス準備の方がいい感じになってきたので、私は再び部室に移動しました。
自主練しよーっと思ってヴァイオリンを持って歩いてたら、まさかの先輩(パートリーダー)に遭遇。
自主練してるのは私とパートリーダーの2人だけ。
気まずっ。
でもここで逃げるのも気まずい!
仕方なく私は練習を始めました。
したら5分も経たないうちに、パートリーダーの先輩がつかつか近づいてきて、
「ねぇねぇ、一緒に合わせてみようよー(満面の笑み)」
と。
終わったァァ………
その後はワンツーマンでレッスンでした。
私が下手くそすぎるのが悪いんですけどね。
「そこ!もっと速く!soもっと!!」
「そこもーちょっと短く!」
「いいね!だけどここ違うね!」
先輩めっちゃアドバイスしてくれました。
私は先輩についていくので精一杯。
間違いなく寿命は縮みましたが、上手くはなれた………と信じたい。
その後、どこからか他のパートリーダー(?)の先輩達も現れ、「みんなで合わせてみようよ!」という流れに。
自分以外全員先輩なんですよ。
しかも全員パートリーダー級ですから、部の中でも特に上手い人達の集まり。
そこに放り込まれた腰抜け一年生。
なんという豪華メンツ………!!と思う前に、緊張しすぎて爆発しそうでした。
ただ、先輩達の演奏を聴いて学ぶことは多かったですし、なんだかんだ寿命は縮んだけどいい経験になったなぁと思いました。
先輩達めっちゃ優しいし。
本当は1時間くらいで自主練切り上げる予定だったんですけど、先輩に捕まったおかげで結局完全下校時刻まで学校にいました。
帰り、始めにワンツーマンやった先輩に
「一緒に帰ろ〜」
って言われたことで再び寿命が縮みましたが、先輩が予想以上にお茶目な方だったのでなんとか緊張で死なずに済みました。
中学の頃の合唱部は先輩が少なく、私はあまり先輩と話す機会がなかったのでとにかく先輩耐性がないんです。
先輩前にすると挙動不審になるし。敬語も不自然だし。
でも今日みたいに先輩との距離が近いのって、高校生だなー、部活だなー、と思ったのでした。おしまい。
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