Zガンダムとその周辺

富野監督の作るガンダムは特徴があります。敵の組織の大佐と大尉の階級のいる者が

何かしらヤラカスという事です。ファーストガンダムではシャア大佐とマ・クベ大佐、ランバ・ラル大尉と黒い三連星の隊長、ミハイル・ガイア大尉です。

ℤガンダムが顕著でありまして、バスク大佐、ヤザン大尉、それとテレビ版ではパプティマス・シロッコ大尉、ZZではラカン大尉、基本的にアクシズは階級がないと言われますが、ラカンだけは初登場時に、ハマーンに対して「ラカン大尉」ですと紹介されています。大佐と呼ばれる人物は登場しません。ただ、そうであろう人物は登場します。ラカンに命令出来た人物で、ラカンより階級が上であるグレミー・トトです。左官級の人物だと思いますが、ラストであれだけの軍を率いて裏切り行為をしたわけですから率いた軍の規模から察して大佐と考えた方が納得がいきます。将軍ではないとさすがに思うわけであるのですが。更に付け加えると、後年の作のⅤガンダムではタシロ大佐とアルベオ・ピピニーデン大尉がやらかします。他の作品はどうかと言いますと、不明瞭な点がありまして、これは作者のいたらぬところです。更には敵の組織内の葛藤が克明に描かれていることですが。

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